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Tohazugatali Medical Review
4934
:
とはずがたり
:2017/09/21(木) 17:10:23
黒い縦線が出たら要注意! 爪でわかる健康チェック法〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170920-00000010-sasahi-life
9/21(木) 11:30配信 AERA dot.
爪を、見てみよう。縦に線は入っていないだろうか。あれ? 前はこんなに筋はなかったのに。いつのまに縦線が……。それは「老化」の証拠。その線が黒ければ注意が必要だ。
爪には体の状態が反映される。爪からどう健康をチェックするのか。それが知りたくて、慶応義塾大学病院皮膚科を訪れた。ここでは、毎週水曜午後を「爪外来」の診療日とし、爪のトラブル全般に対応している。深爪、巻き爪、陥入爪、爪白癬(つめはくせん)から、爪に生じる皮膚がんまで、難治性の爪の病気を幅広く診察。爪から、どんな病気の予兆がわかるのか。
専任講師の齋藤昌孝氏は「成人になってから出た黒い縦線(色素線条)は、注意が必要です。最初は細くても、放っておくとだんだん太くなることがある。爪のメラノーマ(皮膚がんの一つ)の可能性があります。悪性度が高く、ごく初期でないと、指の切断ですまなくなる」と話す。
横線は問題ないが、縦線には注意が必要。色が不均一なこともある。気づいたら迷わず受診を勧めるという。
爪にできるがんは、どのように出てくるのだろう。
「多くの場合は爪母(そうぼ)から出ます。三日月状の白い部分の奥に爪を作っている場所があり、そこから、がんが出ます。それが爪の線として表面化し、徐々に広がります。症状は人によって違いますが、黒い線には要注意」(齋藤氏)
いつの間にか黒い塊がある、線が見えたなどというときは、「血豆かな」と放っておかないほうがよい。がんになると進行が速いのが、メラノーマの特徴だ。
診察室を訪れた40代の女性患者で、初期のメラノーマの人がいた。爪を全部とって植皮するなどの治療を施し、指を切断せずにすんだという。「転移しておらず今のところ順調ですが、初期の方でも半年〜年1回の経過観察が必要です。メラノーマは、がんの中でも非常に悪性度が高いからです」と齋藤氏。
最初は目に見えないほどの細い線だが、いつしか太くなって、がんとして進行する。患者に「いつごろから線が出たのか」と聞いても、「覚えていない。そういえば色がついていたかな。3〜4年前かな」といった反応が多いという。
とはいえ、縦線に過敏になる必要もない。すべての指の爪に細い線があるときはたいてい、がんとは無関係だ。根元が軽い炎症を起こしたときや、抗がん剤を投与している場合も縦線が出るという。
子供は多少の線があっても心配無用。成人になってから、一つの指に黒い線が出たときに気をつけよう。
「全身の皮膚に発疹がないのに、爪だけに症状が出る場合もあります。例えば、爪の乾癬(かんせん)。比較的頻度の高い皮膚病ですが、爪にしか症状が出ない人もいます。診断がつかず、最終的に爪外来に来る方が多い」(同)
爪乾癬になると爪が変形したり、はがれたりすることもある。良性でも、患者は不便なことが多くなる。
がん以外だと、爪がもろく薄くなった場合に、貧血や甲状腺機能異常などの恐れがある。肝機能や腎機能の障害でも、爪の色などに影響が出ることがある。色で病気をくくるのは難しいが、「全体的に色調が変わったら、要注意」という。
爪のトラブルは、手より足が多いだろう。高齢になれば自分で足の爪を切るのが難しくなる。齋藤氏は「足は深爪をしないこと。陥入爪になり、痛みでつらい思いをすることになりかねない。将来変形するリスクも高まります」と指摘する。
… 次に東洋医学の観点からみてみよう。鍼灸師を育てる東京医療専門学校の船水隆広氏に話を聞いた。…
表面がザラザラしているところがあれば押してみよう。痛い箇所があれば、どこか悪いところがあるサイン。
「風邪や気管支ぜんそくの人は、親指の爪を押すと痛いですよ」と船水氏。
体の末端の小さな部分に体の状態が表れるとは。ならば、爪を刺激すれば、体にも良い気がする。
「そのとおりです。爪周りのツボを刺激すれば、気の巡りが良くなります。空いた時間に爪を押すのを習慣づけると違いますよ。押すときは上から爪全体に圧をかけつつ、挟む。爪の角にツボがあります」(同)
押してみて、ある部位だけ痛いと、体からの何らかの危険信号だ。早めに察知したい。
積極的に押したいのは、「薬指」。押すと、他の指より刺激を感じる人が多いのでは。ストレスや気血とも関係する指だからだ。
「薬指を押して痛かったら、ストレスがたまっている証拠。免疫力を上げるには薬指を押すといいです。中指はリラックスのツボ。面接前などに押すとよいでしょう」(同)
爪は面白い。爪を整えると、歩き方も変わり、病気も予防できて健康維持につながる。爪って、やはりすごいのだ。
※週刊朝日 017年9月29日号
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