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Tohazugatali Medical Review
4922
:
とはずがたり
:2017/09/05(火) 12:46:12
親父は教師だったが教頭や校長なんかにはなりたくないタイプだった。
医師の職業的態度を批判する*
大段智亮
『医学教育』第8巻・第1号 昭和52年2月
「「ちなみに,わたくしの印象では子供を分裂病者に育て上げてしまう親のうち,小・中学校の教師,それも教頭とか校長とかいった高い地位にまで昇進するような,教師として有能視されている人の数がめだって多いようである.ヨーロッパでは一般に,牧師の子供に問題が起きやすいということがいわれているようであるけれども,形式的なモラルを自分自身で遵守するだけでなく,それを身近かな人間にまで押しつけがちな職業として,牧師と教師との間には共通点があると考えてよいだろう」(『異常の構造』,講談社現代新書,p.102.).
12,3年まえわたくしは1つの私立男子高校を設立する仕事をまかされたことがあった.そのとき最初に入学してきた200人の生徒のなかに,何人もの"知能の高い問題児"がいたのだが,それらのほとんどが医師,歯科医,警察官,牧師といった家庭の子供だったことである.われわれ学校当局者がこうした生徒たちに大変手を焼いたのはもちろんだが,その親たちもまた,大変むずかしい人たちだったことを憶えているのである.
わたくしが一番重視したいことは,人間関係のもち方において,医師がどこか深く歪んでいる点である.
いま眼の前にいる人と自分とのあいだに,いちはやく"意義ある""ほんものの"人間関係をつくりだす能力をかりに"人間関係創造力"とでも呼ぶとすれば,医師はこういった能力において重大な歪みをもつ,というふうに感じられるのである.
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