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Tohazugatali Medical Review

4811荷主研究者:2017/01/22(日) 17:58:39

http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20170114-OYTNT50096.html?from=ycont_top_txt
2017年01月15日 読売新聞
<インサイド>大規模病院 岡山市に集中

昨年12月1日に開院した川崎医科大学総合医療センター(岡山市北区で)=同センター提供

 ◇医療の質向上へ連携

 大規模病院が集中し、中四国屈指の医療先進都市といえる岡山市。とりわけ近年は、大規模総合病院の建て替えや新設移転が目立つ。厳しい競争は、医療の質の向上につながる一方、中小病院の存立や県北部との医療格差などの問題もはらむ。現状を探った。(加藤律郎)

 岡山市のアーケード商店街のほど近くに昨年11月、一際目立つ高層ビルが現れた。「川崎医科大学総合医療センター」。地上15階、地下2階の鉄筋コンクリート造りで、647床を備え、22の診療科で最先端治療が受けられる総合病院だ。

 12階の手術室には最先端の手術ロボット「ダ・ビンチ」が設置され、集中治療室(ICU)や高度治療室(HCU)を完備。入院病棟の個室は木彫の内装が施され、ホテルの客室さながら。緩和ケア病棟や屋上のヘリポートも含め、充実している。



 「医療都市岡山市にようこそ〜最高の医療をすべての人に〜」。市が作成した病院案内のパンフレットのタイトルは、医療機関の多さを象徴している。

 市内の総合病院数は、昨年4月1日現在で55か所、診療所は700か所。厚生労働省の統計(2014年12月31日現在)では、人口10万人当たりの病院数は7・6病院(政令市の平均6・7病院)、一般病床数は1011・3床(平均703・6床)と、いずれも全国4位。医師数は400・1人(平均244・9人)で全国3位となっている。

 医療先進都市のルーツは、江戸時代に遡る。1870年に岡山藩医学館が設置され、88年に第三高等中学校医学部、1922年に岡山医科大学、49年に岡山大学医学部に発展した。70年には倉敷市に川崎医科大学が開学し、さらに充実した。

 現在、病床数が500を超える大規模病院は市内に5か所ある。県は今年度、2か年の「第7次保健医療計画」を策定し、各病院の強みを生かした連携の枠組み作りが進む。

 その柱が「岡山大学メディカルセンター構想」だ。医療法改正を機に、岡山大学病院を中心に、市内5病院(市立市民、岡山労災、岡山赤十字、岡山済生会総合、岡山医療センター)が「地域医療連携推進法人」の設置を検討。若い医師を育てて県北部の病院に派遣するなど、都市と周辺部のバランスを取ることも視野に入れる。

 競合関係にある病院同士の調整だけに、合意形成には時間を要し、実効性の確保という課題もある。地域医療に詳しい東京医科歯科大学の伏見清秀教授(医療政策情報学)は「地域の問題、維持すべき水準などを共有し、将来の医療需要に見合った機能分化と連携を進める努力が必要」と指摘。県医療推進課の下坂泰幸・統括参事は「競争から協調へと転換し、医療のボトムアップを図る。質の高い医療を効率的に受けられる仕組みを目指す」と話している。

2017年01月15日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


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