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Tohazugatali Medical Review

4684とはずがたり:2016/08/30(火) 13:51:56

【医師わいせつ逮捕事件】本当にわいせつ行為はあったのか?医師の視点
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakayamayujiro/20160829-00061617/
中山祐次郎 | 一介の外科医
2016年8月29日 19時6分配信

どんな事件だったのか
8月25日、医師が準強制わいせつの疑いで逮捕されたという報道がありました。
これは、今年5月にある男性外科医が手術直後の女性にわいせつな行為をした疑いで、8月25日に逮捕されたという事件です。報道によっては、患者さんの身体から唾液が検出されているというものもあります。NHKなどいくつかのメディアが報じました。
「手術直後の女性患者にわいせつ容疑 逮捕の医師は否認」(NHK NEWS WEB 2016.8.25)
「医師逮捕は不当」病院が抗議文-警視庁に釈放など要望

病院はすぐに抗議文を公表した
逮捕を受けて、外科医が働く柳原病院はすぐに抗議文を発表しました。なお、本人は否認しているということです。
2016年8月25日、警視庁により当院非常勤医師が逮捕されたとの報道がされ、その後当院はその事実を確認した。この逮捕は全身麻酔手術後患者の訴えのみを根拠とする警視庁による不当な逮捕である。

出典:柳原病院HP
ここから、外科医の視点でこの事件を解説します。

どんな手術だったのか?
情報が報道および柳原病院の抗議文中のものしかないため、それを元に推測します。
当院1泊入院予定で右乳腺腫瘍摘出手術を実施したA氏が、手術終了直後に4人部屋の病床にて、術後診察に訪れたB非常勤医師からわいせつな行為をされたとして、友人を通じて警察通報した。

出典:柳原病院HP
「右乳腺腫瘍摘出手術」とは、乳房の中にできた良性あるいは悪性の腫瘍を、乳房の皮膚を一部切って摘出する手術です。腫瘍が小さく皮膚から近いところにあれば部分麻酔で行うこともありますが、多くは全身麻酔で行う手術です。大きな手術ではないため手術時間は30分〜2時間で終わることが多く、手術後はトラブルがなければ1泊〜数日以内に退院出来ます。

手術が終わった後、患者さんはどう動くか
全身麻酔による手術の場合、手術後の患者さんは「手術室→リカバリ室→病棟の部屋」と動きます。
まず手術室で外科医による手術が終わり皮膚を縫い終えると、麻酔科医が麻酔をさまします。「目を開けてください」「手を握って、次に開いて」などの指示に答えられることがわかってから、「抜管」といって口から気管に入っている管を抜きます。抜管したら服を着て、麻酔台から部屋に帰るためのベッドに移り、手術室を出ます。それから10分ほどは「リカバリ室」などと呼ばれる、手術室の直ぐ近くの部屋で麻酔科医による麻酔が醒めているか、痛みは強くないか、吐き気はないかなどをチェックします。この段階ではまだ患者さんは夢うつつのような状態のことが多いです。
病棟から病棟ナースが迎えに来て、手術室ナースと情報を交換します。それで問題なしとなったら、病棟の入院中の部屋にベッドのまま戻るのです。

わいせつ行為があったというタイミング
そして入院中の部屋に戻ると、再びナースによるバイタルサインのチェック(血圧測定など)が行なわれます。この辺りのタイミングで、外科医は一度、さっき縫い終えたばかりの患者さんの病室へ行き、手術創を見ます。出血がないか、ガーゼなどがきちんと貼れているか、そして患者さんの意識や呼吸は戻ってきているかなどを調べるためです。これは外科医であれば必ず行います。この段階では、はっきり起きている(意識が清明な)人もいますし、まだまだほとんど眠っている状態の人もいます。
柳原病院の抗議文によると、このタイミングでわいせつ行為が行われたという話になっているようです。
当院の調査でA氏の術後の供述は、全身麻酔による手術後35分以内のこと

出典:柳原病院HP
さらにA氏は満床在室の4人部屋におり、術後の経過観察に看護師が頻回に訪床する病床にいた

出典:柳原病院HP


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