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Tohazugatali Medical Review
4643
:
とはずがたり
:2016/05/20(金) 01:01:15
理研も震える「小保方晴子の大逆襲」
日刊大衆 2016年4月24日 07時00分 (2016年4月26日 16時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160424/Taishu_21634.html
2014年、世を騒がせたSTAP細胞“捏造”事件。その中心的人物、小保方晴子・元理化学研究所研究員(32)が3月31日に、STAP細胞の作成手順を記した『STAP HOPE PAGE』なるホームページ(以下HP)を開設した。
門外漢には分かりづらい科学の世界。米イリノイ工科大学の元助教授(化学科)で、遺伝子の構造解析などの研究をしていた、生田哲薬学博士に、まずは手記の内容の解説を頼んだところ、「理研は、(小保方氏の論文をもとに)検証実験をしたものの、STAP細胞は作れず、出来たとされるものはES細胞の混入によるものと結論づけました。本の帯には<真実を歪めたのは誰だ?>とありましたが、歪めるも何も、それが真実であり、要するに“捏造”だったのは疑いようがありません」とバッサリ。
同手記では『ネイチャー』に載ったSTAP細胞論文の共著者の一人、若山照彦・理研チームリーダー(当時)を批判。最初はSTAP細胞の存在を明言していた若山氏が前言をひるがえしたせいで、検証実験でSTAP細胞を作れなかった旨の記述もあるが、生田博士いわく、「論文も出した後で、共同研究だから、その協力者の協力がないとSTAP細胞を再現できないなんて言い訳が成り立つわけがない。こんなの、常識ですよ」と切り捨て、さらには、「ネット上で彼女の実験ノートを見ましたが、まさに“子どもの落書き”ですね」と語るように、科学界からはあまり高い評価は得られていないようだ。
もっとも、生田氏とて、すべての罪が小保方氏にあるとは思っていないという。「研究の世界も、ひと皮むけばドロドロの世界。研究者も人の子ですから、研究費のぶん捕りのための権謀術数、権力や名誉欲、女性問題まで、他の世界同様、いくらでも出てきます。小保方さんも、そうした中でうまく利用された一人で、しかし、その研究テーマが世界中が注目する最先端の万能細胞だったことから注目を浴び、バッシングも凄まじかったという側面があるのは事実でしょう」
同手記では、バッシングの契機は、騒動中に自殺した、やはり論文の共同執筆者だった笹井芳樹・理研副センター長(当時)に敵意を持っている身内の密告だったとの衝撃的な記述もなされていた。「手記の内容がすべて真実とは断言できませんが、キナ臭い香りが漂っていますね」(前出の社会部記者)
このHPは、その専門的内容にもかかわわらず、4月3日の時点で「世界87か国からアクセスがありました」(三木弁護士)という。素人考えでは、“そこまで言うなら、ひょっとして、オボちゃんはSTAP細胞の作成に成功したんじゃないの”という気がしないでもないが、「100%ありえません。彼女自身、そのことは分かっているはず」(前出の生田博士)と、科学界からは、まったく相手にされていないのが現状なのだ。
そんな、毒にもクスリにもならないはずのHPだが、どういうわけか開設直後にサイバー攻撃を受け、翌4月1日にはサーバーがダウン。一切、見られなくなってしまった。
「私が“攻撃元を特定する作業に入っており、刑事告訴も検討している”と発言したこともあってか、その後、(サイバー攻撃は)ピタッと止まりました」と三木弁護士は語るが、その背後に深い闇を感じた人も少なくはない。前出の社会部記者は言う。「一連の騒動では、小保方氏一人が悪者にされましたが、背景に政治的要素があり、ビクビクしている者が複数いるのは確か。理研にだって、震え上がってる人がいないとは言えません。こうした者たちは、事件の風化をひたすら待っているはず。ところが、小保方氏が寝た子を起こすマネをまた始めたんですから……。サイバー攻撃した者は、そうした関係者の可能性だってないとは言えませんよ」
さらにある理研関係者は匿名を条件に、こう漏らす。「彼女が本気で口を開けば、首が飛ぶ者は複数います。ただ、そうすれば彼女も“共犯”に問われかねないので、おいそれとは口にはできない。本当の狙いは、レシピ公開を名目に、“ある程度の時間が経過したら、なんらかの形で研究者として復帰させてもらえませんか”というメッセージのようにも聞こえるのですが」 これが万一、事実なら、なんとも高等な戦術……。今回の小保方氏による“大逆襲”は、どのような展開をもたらすのか。今後の動向が大いに注目される。
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