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Tohazugatali Medical Review
4519
:
荷主研究者
:2015/11/28(土) 22:07:35
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020151106eaaa.html
2015年11月06日 日刊工業新聞
東北大、超音波乳がん検診で臨床試験-「介入群」の発見率はコントロール群の1.5倍
東北大学大学院医学系研究科の大内憲明教授らの研究グループは5日、超音波による乳がん検診について、40歳代の女性を対象にした世界最大の臨床試験の結果を発表した。7万6196人を対象に「ランダム化比較試験」を実施。一般的なマンモグラフィー検診だけの「コントロール群」と、マンモグラフィーに超音波検査を加えた「介入群」を比較。介入群の乳がんの発見率は、コントロール群の約1・5倍となった。
介入群の発見数は、3万6859人に対し184人で、発見率は0・50%。コントロール群は3万6139人に対し117人で、同0・33%だった。
「感度」も有意に上昇した。一方、がんでなかったのに精密検査を受けた割合を示す特異度は低下、受診者の不利益が増した。今後、利益と不利益のバランスや不利益の最小化対策の検証が必要とした。
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