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Tohazugatali Medical Review

4490とはずがたり:2015/10/13(火) 11:11:37
>>4486-4490
 「得体の知れないソシノフに補助金が無断で転用されている恐れがある」と言うのです。噂まで流されました。もちろん、一切そんなことはしていません。こういうこともあろうかと、予算制にして、部署の異なる3人の承諾がなければ支出できない仕組みにしておいたのです。

 このソシノフのことを説明しておきますと、まちづくりのために今年2月に設立した団体で、社会課題解決が目的です。具体的には、地域包括ケアに関する業務の約束事(規格)を作成し、認証制度などを考案します。これを継続的に議論し、発展させていきます。純粋な学術研究である亀田総合病院地域医療学講座の活動内容は、ソシノフとの連携が前提でした。

 高齢化が進む日本で、医療の問題、介護の問題に真正面から取り組み、その問題解決と地域活性化を両立させる方法を考えていこうという非営利団体です。

 亀田総合病院のある千葉県の南房総地域(安房地域)には温暖な気候と豊かな自然があります。また人件費も比較的安い。一方で目立った産業がない。

小松 これに対して東京は何でも揃っているようで実は看護師が足りない、介護施設が足りない・・・と高齢化対策が実は大変遅れている。しかも、今後、高齢者が急増します。

 そこで、安房地域に日本一高齢者が生活しやすい環境を整えて、東京からお年寄りに移住してもらおう。そして全く新しい高齢者支援サービスなどを提案して、安全で豊かな老後を送り、安心して死を迎えられるようにしようと考えました。


 新しいサービスは福祉や介護に関わる現場の人たちがアイデアを出し合って少しずつ進歩させていく。お役所の指導ではなくて、民間の創意と工夫を集めることで新しいビジネスが育つ可能性がある。

 そういう活動を支援していこうというのがソシノフの役割です。

 ところが、亀田総合病院地域医療学講座につけられた補助金がソシノフに流用されているのではないか、そうだとすればけしからん、という"指導"があったようです。

 実際、ソシノフの代表理事が亀田さんに呼ばれ、行政に嫌われているだけでも問題だ、もう亀田総合病院はソシノフと関われないときっぱり宣言されてしまいました。私益のためには公益は吹っ飛ぶということです。

川嶋 お話をうかがうと、このソシノフの取り組みは、日本の高齢化対策の先端的取り組みの1つじゃないですか。

 医療に限らず、国が主導してトップダウンで全国一律の対策を講じる時代ではなくなったと思います。地域が地域らしさを生かしながら、みんなでアイデアを出し一歩進み半歩後退しながらも、全体としては着実に進んで行く。

 そんな取り組みこそ必要だと思います。そういうものを標的にするとは、しかも権益拡大が理由とすれば、大きな問題ですね。

 ところで、小松先生はこのあと、どうされるおつもりですか。

小松 私の処分は明らかにおかしいので、戦っていくつもりです。一方で、時間ができた分、高齢者の訪問医療を研究したいと思います。

 これまで手術ばかりやってきたので、私がすぐにやるのは難しい。誰かにかばん持ちをやらせてもらえればと思っています。どんな問題があり、どのように解決すべきなのか考えてみるつもりです。

川嶋 それは素晴らしいですね。どうもありがとうございました。


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