[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
5701-
5801-
5901-
6001-
6101-
6201-
6301-
6401-
6501-
6601-
6701-
6801-
6901-
7001-
7101-
7201-
7301-
7401-
7501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
Tohazugatali Medical Review
4488
:
とはずがたり
:2015/10/13(火) 11:10:16
電話の内容については知る由もありませんが、その後、私が懲戒解雇を申し渡されるまでの経緯から、これ以上小松秀樹に役所の批判を続けさせるのなら、補助金の類は今後一切出せないというような内容だったと推察されます。
川嶋 言論を弾圧しようとした官僚を実名で厚生労働大臣宛に告発したことで、役所としてはもう堪忍袋の緒が切れたということでしょうか。
関家一樹さんが今回の問題は消費増税を利用して権益拡大を図った厚労省のやり過ぎを指摘していますが、民間の病院の人事まで介入していたとすれば、これはもう常軌を逸していますね。もっとも、処分したのは亀田総合病院を運営する医療法人鉄蕉会であって、自分たちは何の関係もないと言うのでしょうが・・・。
しかし、不思議なのは亀田さんです。独立した民間の病院として経営に自信があればお役所の"指導"に対して毅然とした態度を取っていればいいわけでしょう。
千葉県に亀田総合病院ありと言われるわけですから。房総半島のリゾートマンションは建設時に比べてみな大きく値を下げているそうですが、例外は鴨川だと聞いたことがあります。亀田総合病院があるのがその理由だと。
でも、その病院も実態は補助金漬けになっていたということですか。
小松 補助金漬けというほどもらえるとは思いませんが、裁量幅があるので苦し紛れにもそれを期待していたのでしょうね。もともと水面上にやっと顔を出している程度の収益力でしたが、2014年に消費税が引き上げられてからいよいよ苦しくなり、職員のボーナスも引き下げられました。
川嶋 診療費には消費税のアップ分を加えられないのに仕入れには3%分の消費税が上乗せされてしまうので、仕入れ価格が上がった分、病院経営が悪化してしまうという問題ですね。
そして、病院経営を圧迫した分の消費税相当額を厚労省がプールして補助金として還付する。言うことを聞く病院とそうでない病院に差をつけることが可能になるわけだ。
小松 はい。でもそれだけではないんです。亀田総合病院側にも問題がある。環境が厳しいなら厳しいなりに経営力を発揮すべきでしょう。実際、私は2010年に亀田に来てからかなり経費削減の努力をしてきました。
例えば、診療材料や薬の種類ですね。医者というのは自分の気に入った診療材料や薬があって、黙っているとそれを使いたがるものです。亀田のような大きな病院になると、医者がちょっとした我がままを言っただけで経費がかさんでしまう。
薬も同じで、似たような薬効なのに医者がそれぞれ自分の使い慣れている薬を使っていたら、在庫がいくらあっても足りなくなってしまいます。私はそれらをかなりバッサリやりました。
川嶋 医師仲間から反発が強かったでしょう。それでもやり切るのはすごい。経営にこういう努力は絶対に必要です。日本の製造業はその力が強いから国際競争力があるとも言えます。
日本の病院がこういう原価低減にこれまで本気でなかったとすれば、これは効果が上がりますよ。私もこれまでの取材を通して、例えばキヤノンなど、数え切れないほど成果を上げたケースを見てきました。
小松 でもねぇ、こういう細かい努力を続けても、節約するそばから使ってしまっては何もならない。例えば、亀田総合病院は中国での事業を始めようと、調査や準備を続けてきました。
日本は人口が少なくなるから海外に活路を見出そうというのは分からなくもない。しかし、あまりに時期が悪すぎました。
しかも、中国人相手の診療で収益を上げようというのか、中国人の患者を房総半島まで連れて来ようというのか、あるいは中国で日本人を診療しようというのか目的がはっきりしませんでした。事業の場所も変遷しました。
最終的に現地調査の結果が悪く、支援してきた経済産業省も政府系金融機関も手を引いてしまいました。それでも中国の事業を継続すると言う。
そうかと思えば、陽子線治療という先端的な手法を導入すると言う。確かに先端ではあるのですが、最近言われているところでは効果がそれほど高くない。
前立腺がんなど患者数の多い疾患で、従来の放射線治療を上回る治療効果が証明できなかったのです。建設費用は機器を製造している会社が出すと言うのですが、相当数の患者を集めないと違約金を取られる。小さくコストを削っても、こういうところで湯水のようにお金を使われては赤字になるのは目に見えています。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板