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Tohazugatali Medical Review

4349とはずがたり:2015/05/01(金) 11:10:32
未開の洞窟の奥で、現代の抗生物質が効かないバクテリアが100種近く発見される(米ニューメキシコ)
2012年04月14日
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52078278.html

 アメリカ、ニューメキシコ州にある未開の洞窟の奥で、現代の抗生物質が効かないバクテリアが100種近く発見された。

 見つかったバクテリアは、地下約487メートルにある岩石でできたレチュギア洞窟の壁を覆っている。最近まで、これらの微生物は人間や抗生物質と接することなく過ごしてきた。

 この洞窟は400万〜700万年前に、分厚いドーム状の岩石によって外界から隔絶された状態となった。流れ込む水が洞窟深部に到達するには約1万年の時間を要する。したがって、洞窟内の生物が現代の医薬品と接触する機会はまったくなかった。

 洞窟で見つかったバクテリアは、人間には感染しないものの、最新の合成薬剤を含む複数クラスの抗生物質に耐性を持つ(抗生物質は作用機序や化学構造によっていくつかのクラスに分類される)。今回の発見は、薬剤耐性疾患が出現する仕組みを解明するための興味深い手がかりとなるものだ。

抗生物質が効かない「悪夢の耐性菌」、世界的脅威になる恐れ (英専門家)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52120902.html
2013年03月13日

 抗菌薬の切り札とされるカルバペネム系抗生物質に耐性を持つ、腸内細菌科の細菌「CRE(カルバペネム耐性腸内細菌・Carbapenem-Resistant Enterobacteriaceae)」の感染が広がっているとして、先週、米疾病対策センター(CDC)が医療機関に対策を呼びかけているというニュースが発表となった。だがCREの恐怖は米国だけでなく、世界的にも壊滅的な脅威となると、公衆衛生の分野で英政府顧問を務める英国のサリー・デービーズ教授が警鐘を鳴らしている。

2015年4月29日
11000年間孤立していたアマゾンの原住民、ヤノマミ族に抗生物質耐性を持つ遺伝子が多数発見される(米研究)
http://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52190731.html

 ベネズエラに広がるアマゾンの熱帯雨林の奥深くで暮らす南米の先住民、ヤノマミ族の人々を検査したところ、体内の細菌叢から驚きの発見がなされた。
 ヤノマミ族は、人間で確認された中では最も多様性に富んだ微生物群を保有しているのだ。さらに、彼らの微生物群ゲノムには抗生物質耐性を持つ遺伝子まで含まれていた。こうした遺伝子の中には、最近開発された合成薬への耐性を示すものもあるという。
 村人が外の世界や抗生物質との接触経験がないことを鑑みると、憂慮すべき発見であると研究者は述べている。

ヤノマミ族はアメリカ人の2倍、ベネズエラおよびアフリカ先住民の1.3〜1.4倍程度の多様性を有していることが判明した。
 また、一部の便サンプルから抗生物質耐性がある細菌が28種も発見された。これらが獲得された経緯は不明であるが、土壌微生物に由来するのではないかと研究者は考えている。土壌微生物の中にも耐性を持つ種があり、これまで市場に登場した抗生物質の大半はこれらに由来しているのだ。

 こうした遺伝子が細菌内で別の機能を担っている可能性、あるいはヤノマミ族の中にはTシャツ、鉈、缶を所有する者がいることから、文明との間接的な接触があったという可能性もある。さらには、ヤノマミ族には発酵させたキャッサバを飲む習慣があるため、食事が原因ということも考えられるようだ。


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