したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Medical Review

4345とはずがたり:2015/04/30(木) 11:56:12

千葉県がんセンター腹腔鏡手術死問題に“新疑惑”
http://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2015040700083.html
dot.2015年4月8日(水)07:00
 千葉県がんセンター(千葉市中央区)で保険適用外の難しい腹腔(ふくくう)鏡手術で患者の死亡が相次いだ問題で、県の第三者検証委員会は先月30日、報告書案を公表した。犠牲者は11人にのぼり、うち8人が同センターのエースであるA医師の執刀だった。さらに新たな“疑惑”も浮上している。


「ここに深くおわびを申し上げます」

 報告書案が公表された同日、矢島鉄也・県病院局長は記者会見で深々と頭を下げた。本誌が昨年5月2日号でこの問題をスクープしてから約1年。ようやく調査結果が明らかになったが、その内容には疑問点も多い。

 委員会の資料によると、同センターで膵臓(すいぞう)がんの開腹手術(膵頭十二指腸切除)をした場合の死亡率(術後30日以内)は0.41%。ところが、同じ手術が腹腔鏡だと6.2%と、約15倍に跳ね上がっていた。日本大学板橋病院消化器外科教授の高山忠利医師は言う。

「なぜ膵臓では難しい腹腔鏡手術にこだわったのか、理解できません。安全な手術を、わざわざ費用の高い腹腔鏡の器械を使って難しくしているだけ。患者さんのための医療とは思えません」 報告書案では、全11例中10例に手術の選択や患者への事前説明などに問題があったと指摘されている。問題の10例のうちA医師が担当したのは7例で、6例が保険適用のない手術だった。具体的な事例では「これが医療なのか」と思いたくなるものもある。

 A医師は2008年6月に、86歳男性の胆管がんの手術を執刀した。これも保険適用外の腹腔鏡手術で、出血量は通常手術の2倍以上の2.4リットルにのぼった。さらに、9カ月後に亡くなるまで5回も再手術をしていた。ところが、センターの死亡診断書には「老衰」と書かれていた。

 センターの永田松夫病院長は死因は「必ずしも間違いではない」と説明する。一方、日本外科学会の調査による死因の考察では「度重なる手術による体力・免疫能の低下を来していた」と、手術関連死であるとしている。報告書案を読んだA医師を知る外科医は、憤りを隠さない。

「この患者は老衰ではありません。腹腔鏡手術の失敗を隠すため、虚偽の死亡診断書を書いたのでは」

 死亡事故を繰り返し、それを隠しても責任を問われなかったA医師。報告書案では、A医師の暴走を招いたセンターの体質も「組織的に隠ぺいが意識されているというふうに受け止められ」ると批判されている。千葉県議会でこの問題を追及してきた丸山慎一議員は言う。

「10年夏にすでにセンターのずさんな医療態勢は問題になっていて、女性の麻酔科医はセンター幹部や県、厚生労働省に内部告発をしていました。ところがその訴えは無視され、その医師は退職に追い込まれたのです」

 告発を握りつぶしたのは、いつ誰の判断だったのか。その検証がなければ、悲劇が繰り返されるだけだ。

※週刊朝日 2015年4月17日号


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板