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Tohazugatali Medical Review

4344とはずがたり:2015/04/30(木) 11:55:01

群大腹腔鏡手術 執刀医らの論文 問題発覚後撤回
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2015042402000164.html
東京新聞2015年4月24日(金)08:10
 群馬大病院(前橋市)で腹腔(ふくくう)鏡による肝臓切除手術を受けた患者八人が死亡した問題で、執刀した第二外科の男性医師(退職)と上司の教授らが、二〇一二年に発表した腹腔鏡手術に関する論文を問題発覚後の昨年十一月に撤回していたことが二十三日、分かった。

 撤回の理由は、手術時に必要な院内の倫理審査を受けるのを怠ったためとしている。

 教授らは論文を群馬大の研究者らでつくる「北関東医学会」の学会誌に発表。導入後一年間に実施した肝細胞がんの患者らの腹腔鏡手術二十例を検証し、うち一例は合併症を起こして術後二カ月で死亡していたが「おおむね許容される結果」と結論付けた。合併症を起こした症例数も「開腹手術に比べて多いとは考えていない」としていた。

 今年二月発行の学会誌に撤回を伝える文章を載せ「深く反省しておわびする」と謝罪していた。

 病院が三月に発表した事故調査委員会の最終報告書によると、一〇年に第二外科が腹腔鏡手術を導入後一年未満で、患者四人が術後四カ月以内に死亡した。論文に記載された死亡例が最終報告書の症例に含まれているかどうかは、病院は「コメントできない」としている。


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