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Tohazugatali Medical Review

4264荷主研究者:2015/01/17(土) 15:30:54

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150107_13007.html
2015年01月07日水曜日 河北新報
特発性肺線維症に有効な治療法発見・東北大

 東北大大学院医学系研究科の大河内眞也講師(呼吸器内科)らの研究グループは「特発性肺線維症」の進行を防ぐホルモンを特定し、肺が硬く線維化するのを抑える効果をマウスの実験で確認した。肺移植以外に有効な治療法のない難病の治療に道を開くと期待される。

 グループは骨や筋肉に分化する間葉系幹細胞が、肺の炎症を抑える機能を持っていることに着目。間葉系幹細胞が分泌するタンパク質ホルモン「STC1」を人工的に肺線維症状にしたマウスの気管に投与した。

 実験の結果、肺の線維化を引き起こす小胞体ストレスやタンパク質の生産が減少。何も投与しなかったマウスに比べ、肺の線維化が半分程度に抑制された。

 STC1は哺乳類の神経細胞を保護するなどの役割を果たしている。ヒトの体内にあるため副作用が少なく、吸入することで確実に病変部に届く。

 グループは薬剤の安価な作製法を確立し、2、3年内に臨床試験を始めるという。大河内講師は「特発性肺線維症を軽症のまま悪化させない治療が可能になる。他の治療と組み合わせれば年単位の延命も期待できる」と話す。

[特発性肺線維症]肺胞を包む組織の間質が線維化して縮み、呼吸不全に至る厚生労働省の指定難病。間質性肺炎患者の8、9割を占め、国内の患者数は約1万5000人。発症原因は不明で、薬物療法では十分な効果が得られない。平均生存期間は2〜3年で、歌手の美空ひばりさんがこの病気で亡くなった。


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