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Tohazugatali Medical Review

4121とはずがたり:2014/08/09(土) 17:10:02

理研の笹井芳樹氏は、なぜ自死を選んだか
理研、STAP論文共著者を追いこんだもの
小長 洋子 :東洋経済 編集局記者 2014年08月05日
http://toyokeizai.net/articles/-/44690

…笹井氏は7月に取り下げられたNature誌のSTAP論文共著者の一人で、論文執筆に当たって、主著者である小保方晴子氏を指導する立場だった。ES細胞、神経細胞研究で世界的な名声のある研究者が、52歳という研究者として脂ののりきった時期に犠牲になってしまった。

研究不正としては、それほど悪質ではない

1月28日の理研の発表以来、科学に詳しくなくてもSTAPと小保方氏の名前は知っているほど、社会現象となったSTAP問題。外部有識者による理研の改革委員会が6月、笹井氏を含むセンター幹部の更迭を求めるなど、厳しい処分も取り沙汰されていた。しかし、研究不正としては、それほど珍しいものではないうえ、飛び抜けて悪質なものでもない。

対象となる論文数は2本にすぎず、現時点で認定された不正も、画像の切り貼りや捏造など、不正のレベルとしてはそれほど高度なものではない(細胞のすり替えなどの疑義は今後の解明が待たれる)。

最近、より大掛かりな研究不正が明らかになっている。8月1日に第1次調査報告が出された東京大学の論文不正問題では、疑義の出された論文数が51本もあり、今回不正と認定された論文だけでも5本ある。

大がかりで、なおかつ組織的に行われたという点でも、東大のケースは突出していた。にもかかわらず、STAPがここまで大きな社会現象となったのは、発表当初の広報戦略にあったことは否めない。iPSと比較した優位性をアピールする、その広報戦略を主導したのが笹井氏だとも見られている。4月に会見を行った際には「STAPがなければ説明できない事象が数多くある」とSTAPの存在を肯定してみせた笹井氏だが、その後、その存在を疑わせるような事実が次々に明るみになるに連れて、強い責任を感じるようになっていったのかもしれない。

メンタルケアへの配慮が必要

とはいえ、笹井氏自身には不正はなく、指導責任を問われただけだ。多くの研究者が「死ななくてもいい人を亡くした」という思いを抱いている。

研究不正にまつわる研究者の自殺は、過去にも例がある。不正を行った本人のこともあれば、巻きこまれて心を病んだ例もある。研究の誤りや不備を追求され、訂正を求められること自体は科学者にとって恥でも何でもない。誤りがあれば軌道修正し、真理を追究するのが科学者だからだ。しかし、不正を疑われて調査を受けることには大きな心理的負担を伴う。調査対象者へのメンタルケアには十分な注意を払う必要がある。…


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