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Tohazugatali Medical Review

4110とはずがたり:2014/08/06(水) 12:41:20

2014.6.20 10:10
STAP騒動の虚と実…若手研究者が「タブーなし」で語った“科学の現場”
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140620/lif14062010100008-n1.html

 結局、STAP細胞はあるのか、ないのか。理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子氏はSTAP細胞についての主論文の撤回に同意しており、科学研究としては白紙に戻る。論文の共著者だった若山照彦山梨大教授も「STAP細胞があるという証拠はすべて否定された」との見解を示したが、小保方氏側は「STAP細胞はある」との姿勢を崩しておらず、混迷の収束には程遠い状態だ。

 そんな中、関西の大学に所属する若手研究者らが、STAP細胞をめぐる一連の騒動について本音で議論する異例のトークイベントを開催した。科学研究をめぐる不正行為が相次ぐ現状に対し、社会と研究者との接点を模索しようとした企画だ。「研究には金がかかる」「あの論文は話にならない」「ニュートンのデータはでっちあげ」…。タブーなしの激論から浮かび上がった研究現場の実態とは。

■ライブハウスで“本音”

 「研究にはカネがかかるから、その成果を派手に宣伝したいという気持ちは誰にでもある」

 5月初旬、大阪市中央区のライブハウス「ロフトプラスワン・ウエスト」。集まった約50人の聴衆を前に若手研究者らが赤裸々に語り合った。「アカデミック大爆破−博士が語るSTAP騒動の虚と実」と、あえて刺激的なタイトルを掲げ、時には観客を巻き込みながら議論を展開した。

 イベントは、大阪大大学院で博士号を取得後、生命科学分野の研究に携わった山本慎太郎氏(38)らが企画。山本氏は、STAP細胞の論文を発表した理研の発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)で研究者として勤務した経験もある。

 当日は、山本氏と永田夏来・兵庫教育大助教(社会学)のほか、理研が設置した「研究不正再発防止のための改革委員会」で委員を務める中村征樹・大阪大准教授も登場した。

 山本氏は冒頭、1月に小保方氏らがSTAP細胞についての研究成果を発表して以降、2月にはインターネット上で論文の内容に疑義が指摘され、4月に理研の調査委によって不正行為があったと認定されるまでの過程を説明。

 そして、「研究者はみんな、あの論文は話にならないと思っている。研究者は怒り、悲しんでいる」と語ると、永田氏は「一般市民、マスコミ、研究者それぞれの受け止め方の違いを理解しないと、この問題は見えてこないのではないか」と応じた。

■華々しい会見、過剰な演出

 一連の騒動の出発点は、理研CDBが華々しくSTAP細胞の研究について発表した記者会見だった。

 この会見をめぐっては、小保方氏の割烹着(かっぽうぎ)姿など研究内容とは直接関係のない部分がマスコミで大々的に取り上げられたこともあって、科学研究の広報や報道のあり方について論議を呼んだ。

 こうした点について山本氏は「ライフサイエンス(生命科学)は、個々の作業に人手が必要なのでカネがかかる。世間に認められれば公的な研究資金を取りやすいから、多かれ少なかれ成果を派手に宣伝したいという気持ちが生まれる」と指摘した。

 中村氏は「当初の理研の会見では、小保方氏本人よりむしろ周囲の人間が過剰に演出したように思える」と述べた。


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