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Tohazugatali Medical Review
3941
:
僻地生活4年目
:2014/07/02(水) 19:40:49
.
ネイチャーが撤回 小保方論文、白紙に
2014.7.2 19:23
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140702/scn14070219230006-n1.htm
新型万能細胞とされるSTAP(スタップ)細胞の論文不正問題で、英科学誌ネイチャーは2日、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)らが執筆した論文2本を取り下げたと発表した。著者による撤回申請を受け決定した。世界的に注目されたSTAP論文は発表から約5カ月で無効となり、研究成果は白紙に戻った。
取り下げたのはSTAP細胞の性質や作製法を記載し、理研の調査委員会が不正と認定した主要な論文と、細胞の万能性を詳述した補足的な論文の計2本。
小保方氏は当初、撤回に反対していたが、理研の勧告を受け5月に補足論文、6月に主要論文の撤回に同意。小保方氏とともに反対していた米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授を含む著者全員が同意し、撤回申請していた。
STAP論文は小保方氏らが1月末、ネイチャー誌に発表。体の細胞を酸性溶液に浸すだけで万能細胞を作製したとする内容は「生物学の常識を覆す発見」と注目されたが、画像の流用や切り張りなどの疑いがインターネット上で相次ぎ指摘された。
理研の調査委は5月、主要論文について万能性の証拠となる細胞の画像を捏造(ねつぞう)、DNA解析画像を改竄(かいざん)とする最終報告を確定し、ネイチャー誌に報告。同誌は編集部独自の調査結果と著者の撤回理由も総合的に検討し、取り下げが妥当と判断したとみられる。
STAP論文は理研の調査委が不正認定しなかった補足論文でも、万能性の証拠となるマウスの画像に誤りが判明。共著者の若山照彦山梨大教授が発表した遺伝子解析でSTAP細胞が存在する証拠が否定されるなど、細胞の存在自体にも疑いが強まっている。
理研は不正認定後に浮上した新たな疑義について予備的な調査を開始する一方、細胞の存否は小保方氏を参加させた検証実験で確かめる方針だ。小保方氏らに対する懲戒処分の審査は、調査終了まで停止することを決めている。
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