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Tohazugatali Medical Review
3847
:
とはずがたり
:2014/06/14(土) 16:25:24
「まるで見せしめだ」解体提言に再生科学総合研究センター関係者衝撃 “再生医学の先端拠点”の誇り傷つき
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140612/wlf14061221430026-n1.htm
2014.6.12 21:43
ある程度は覚悟していたが…
理研の改革委員会が解体を提言した発生・再生科学総合研究センター(神戸市)は、万能細胞などの再生医学分野で国内最先端の研究拠点だ。今回の提言に対し、所属する男性研究者は「『再生科学の分野の研究者が問題を起こしたのだから、この分野を切り捨てろ』という発想。ここにいる全ての研究者に問題があるかのような指摘でまるで見せしめだ」と憤った。
同センターでは、職員が各自のパソコンでインターネット中継を見守った。ある女性は「ある程度覚悟はしていたが、提言には強い言葉が並んでいた」と神妙な様子。研究者の一人は「魅力的なSTAP細胞の研究に目がくらんでいたのは間違いない。組織改編は必要だ」と指摘した上で、交代が求められた竹市雅俊センター長と、小保方晴子氏の指導役だった笹井芳樹副センター長については「責任があるのは明らかだが、(交代が)妥当かどうかは評価できない」と話すのにとどまった。
輝かしい実績
センターは平成12年4月に発足し、生物の発生・再生のメカニズムについて基礎から応用まで幅広い研究を行っている。24年度の予算は約39億円で理研の拠点の中でも重点的に配分。職員は約500人が在籍しており、22〜23年に324本の論文を発表した。うち3分の1以上が英科学誌ネイチャーや米科学誌サイエンスなど権威ある科学誌に掲載された実績を誇る。
目の難病治療を目指す高橋政代プロジェクトリーダーによる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床研究も昨年から始まり、世界的に注目度が高まっていた。
一方、神戸市は神戸ポートアイランド(中央区)の土地を同センターに無償貸与。市が推進する「神戸医療産業都市」の中核施設に位置づけ、iPS細胞による網膜再生などの基礎研究からリハビリまで包括的に対応する眼科医療施設「神戸アイセンター」の整備を予定している。それだけに提言には衝撃も広がった。
久元喜造市長は「今後の対応は理研自身の判断。市としては引き続き必要な支援を行っていきたい」とコメントした。
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