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Tohazugatali Medical Review

3833とはずがたり:2014/06/11(水) 13:42:17
>>3832-3833
 こうした中で各大学に白橋容疑者を「統計の専門家」として紹介したのは、白橋容疑者の同僚らだったとされる。一方で、ノ社は5大学に11億円を超す奨学寄付金を提供。これらは当時の社長らが決裁していた。【八田浩輔、河内敏康】

 日本製薬工業協会の話 深刻に受け止めており、大変遺憾に思う。捜査の推移をみて、対応を検討したい。

 ◇研究者側関与解明も期待

 「ついに逮捕されたか」。バルサルタンの臨床試験疑惑で、東京地検に告発状を出していた厚生労働省の幹部は当然と受け止めた。関係者からはノバルティスファーマ元社員、白橋伸雄容疑者(63)だけでなく、ノ社幹部や研究者側の関与について、真相究明を期待する声が相次いだ。

 厚労省は告発状で容疑者を特定せず「氏名不詳」としたが、広告担当の役員クラスの責任者らを想定していた。広告や営業担当ではなく、臨床試験に関わった白橋容疑者が逮捕されたことに、幹部は「疑惑のキーマンであることに間違いはないが、どのようにかかわったのか。捜査の行方を見守りたい」と話した。厚労省は今後、ノ社に対し薬事法に基づき業務停止処分などの行政処分を検討する。

 疑惑では、市民団体「薬害オンブズパースン会議」も東京地検に刑事告発した。代表の鈴木利広弁護士は「日本の臨床研究を健全化させるために徹底した原因究明をしてほしい。また、製薬業界と医学界は今回の事案を教訓にして臨床研究の健全化に務めるべきだ」と話した。

 疑惑を調査するために設置された厚労省の有識者検討委員会委員で、NPO法人「臨床研究適正評価教育機構」の桑島巌理事長は「元社員の逮捕は当然予想されたこと。今回、製薬会社と研究者の癒着という大きな闇が明らかになった。捜査で元社員だけでなく、企業ぐるみの関与や研究者側との共謀があったのか解明が待たれる」と語った。

 同委員会委員で、全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍代表世話人によると、白橋容疑者ら関係者は委員会の調査でデータ操作への関与を否定した。「『トカゲのしっぽ切り』にならないよう、全容を明らかにしてほしい」と期待した。【桐野耕一、高島博之、堀智行】

◇ノバルティスファーマを巡る主な動き

2013年
3月28日 毎日新聞が「バルサルタン臨床試験に社員が関与。大学側に1億円寄付」と報道
5月22日 ノ社が「社員の関与は不適切だった」と謝罪
  27日 厚生労働省が厳重注意
6月3日 ノ社が社長らの報酬カットを発表
7月11日 京都府立医大の試験にデータ操作と判明
  29日 ノ社が論文を薬の宣伝に利用したことを陳謝。社員を臨床試験に関与させないとの再発防止策
  30日 慈恵医大の試験にデータ操作と発表
9月26日 ノ社のスイス本社社長が来日し厚労相に陳謝
  30日 厚労省の検討委員会が「誇大広告の恐れ」と中間報告

14年
1月9日 厚労省がノ社を薬事法違反(誇大広告)容疑で刑事告発
  中旬 白血病治療薬の臨床試験への社員関与が報道で表面化
  23日 白血病治療薬試験への社員の関与を謝罪
4月2日 ノ社の社外調査委員会が「バルサルタン問題の反省生かされず」と発表
6月11日 東京地検がノ社元社員の白橋伸雄容疑者(63)を薬事法違反容疑で逮捕


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