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Tohazugatali Medical Review

376とはずがたり:2007/04/28(土) 22:29:55
自民党のえせ改革では町の開業医や医師会の顔色窺うばかりで必要な地域の医療が崩壊している。

「活力を奪う」 病院再編で細る医療 光市と合併の旧大和町'07/3/21
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/Ew07032105.html

 「急病では入院できなくなるらしい」。地域の命綱である総合病院の再編話に、住民たちは動揺した。話が持ち上がって一年がたつ。いまだに住民には、地域医療の行く末が見えない。

 ▽一般病床移す
 二〇〇四年、光市と新設合併した旧大和町。市立大和総合病院は今も、市内や近郊から患者が訪れる地域医療の拠点だ。光市は財政難を理由に、こんな経営計画を発表した。大和総合病院にある二百二十床の一般病床を全廃する―。
 合併で、光市は二つの総合病院を有することになった。旧光市にある光総合病院と、旧大和町の大和総合病院。「一つの市に、二つの総合病院は持てない。財政的に厳しい」。光市は二つの病院の役割を明確に分ける方針を打ち出した。
 「光」に急性期医療を集約する。「大和」は慢性期医療の専門病院とする―。治療が必要な患者向けの一般病床は「光」に集中させる。「大和」の一般病床は全廃し、高齢者の長期入院の受け皿となる療養病床を六十床から二百三十床へ増やすとした。
 「地域医療が後退する」。大和の住民たちから、わき上がった声。〇三年秋、白内障の手術で入院した藤本茂樹さん(73)はため息をつく。「自転車やタクシーで移動する高齢者も少なくない。光総合病院まで、行くだけでも一苦労。通院なんてできんよ」

 ▽新法で市迷走
 地域に波紋を広げながらも、光市が押し進めようとした病院事業の中期経営計画。ところが発表から三カ月後、今度は市側が路頭に迷う。医療制度改革関連法が成立し、療養病床の大幅削減が決まったのだ。国は、全国に三十八万床あるベッド数を、二〇一二年度までに十五万床まで減らすという。
 同時に、療養病床の診療報酬がぐんと安く設定された。計画のままでは大和総合病院の採算割れは決定的だ。財政状況の厳しさから、百億円以上もかかるとみられる病院再編の準備資金の見通しが立たない。市病院局は昨年秋に見直しを余儀なくされた。
 「国の制度がめまぐるしく変わる中、前にも進めず、後ろにも引けなくなった」。市病院局の田中修管理部長は途方に暮れる。今月末までに立てるはずだった見直し策も宙に浮いたままだ。「このままでは六、七年後には資金繰りが困難になる」。焦りは募るが、解決策は見いだせない。
 医療が細る不安感は、地域の活力をも奪いかねない。合併で町役場が支所になり、店も減った旧大和町。そこに、総合病院の再編話まで持ち上がった。「何のための合併だったのかと、問いたくなるよ」。旧町で収入役を務めた小川泰治さん(76)が、言った。(山瀬隆弘)


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