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Tohazugatali Medical Review
373
:
小説吉田学校読者
:2007/02/11(日) 23:25:10
愛媛新聞が病気腎移植問題を粘り強く取材しております。シリーズ化していてネットでも読める。力作であり、近年、まれに見るヒットかと思われます。
一番問題に感じた回がこれ。移植拒否して透析を選んだ患者に、何とも言いがたい「処置」です。「患者には透析を選ぶ権利あるはずだ」の声は非常に重いと私は思います。
[両刃のメス]第1部 患者(11) 選択肢 自発的な意思尊重を
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200612237808.html
「あの先生に助けてもらった」―市立宇和島、宇和島徳洲会の両病院で計六百件以上の腎移植手術を手掛けた万波誠医師(66)に対し、移植を受けた患者や家族から感謝の言葉が聞こえてくる。「患者に寄り添っている数少ない医者」との評判とともに。
しかし、正反対の評価も確かにある。万波医師の考えや方針に疑問や異論を差し挟んだ途端、「気さくな先生」とは全く異なる側面を垣間見た患者や家族がいる。十年前から腎不全を患い、市立宇和島病院で万波医師の治療を受けた南予の七十代男性が体験を語る。
「透析を始めて五年以内じゃないと生着率が良くない」。万波医師はベッドで透析を受ける患者らの周りを歩き、早期の腎移植を勧めていた。具合が悪くなれば休日も対応してくれる。仕事熱心で患者本位の医師だとこの時は思っていた。
何度も移植を勧められた男性が「他人を傷つけてまで生きようとは思わない」と自分の信条を理由に断ったその日から、態度が一変したという。
回診の担当が若い医師に代わった後、こんなことがあった。男性は、透析をするために左手首付近で静脈と動脈をつなぎ合わせた太い血管部分(シャント)がつぶれ、夜も眠れない痛みに苦しんでいた。担当医が万波医師に処置を依頼する声が聞こえた。「自分では対応できません。お願いします」「それはいい」。素っ気ない言葉だけが残り、診てはもらえなかった。
「見捨てられた」。男性の心には今も、ぬぐいきれない不信感が漂う。そして「患者には透析を望む権利もあるはずだ」と訴える。
万波医師は多くの腎不全患者の命を救ってきた。手術のうまさは高く評価され、国内有数の実績を誇ることは間違いない。しかし透析治療のマイナス面を強調し、移植を前面に押し出す診療姿勢に疑問を投げ掛ける医療関係者は多い。
移植した腎臓が機能しなくなり、透析に戻った患者の治療も手掛けている県内の透析医は「透析では長く生きられない、と説明された移植患者が透析に戻った場合、精神的に追い詰められノイローゼになるケースもある」と打ち明ける。
移植技術の進歩で、血液型不適合の生体腎移植も成功率が高まってきた。同透析医は「移植後の状態に問題がないなら、透析よりも移植の方が良い」としつつ「しかし透析も決して惨めな治療ではない」と語る。
移植か、透析か。それは患者がどのような生き方を選ぶかと深く関連し、自発的な意思を医師側は尊重しなければならない。命を救う尊い行為が患者不在に陥ってはならない。
だが、移植の権威者が発する言葉は患者にとってあまりにも重い。臓器売買事件、病気腎移植、それに続く一連の経緯の底流には、かつての医療界の体質といわれた、医師と患者が上下・主従関係にあるパターナリズム(父権主義)が存在しているのではないか。
問題が浮かび上がった背景には、一医師の個性や患者との関係にとどまらない他の要因が絡み合う。移植技術の進歩と医療倫理の相関、移植医療界の力関係、腎移植を取り巻く絶対的な臓器提供者不足…。今後の連載では、それらをひもときつつ「医療とは」「生きるとは」をあらためて問い直していく。
(臓器移植取材班)
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