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Tohazugatali Medical Review

368とはずがたり:2007/01/26(金) 22:27:38

大野病院事件 産科空白集約で拍車
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000701260005
2007年01月26日

 大熊町の県立大野病院で帝王切開中に女性(当時29)が死亡し、施術した産婦人科医が逮捕・起訴された事件は、26日に福島地裁で初公判を迎える。事件は、医師逮捕への危機感から産婦人科医の集約化を促し、産婦人科を持つ県立病院は、この1年間で4院から1院に激減した。(斎藤智子)

-県立は1院に減少-

 各地の県立病院に産婦人科医を派遣している県立医大産婦人科教室(医局)によると、会津総合病院(会津若松市)では昨年9月、産婦人科が廃止され、三春病院(三春町)は、院長が産婦人科医だが、今月から外来診療のみとなり、お産を扱わなくなった。大野病院では昨年2月の医師逮捕以来、産婦人科がずっと休診のままだ。
 現在、産婦人科のある唯一の県立病院は、南会津病院(南会津町)。交通の便が悪く、冬場は孤立する恐れもある地域のため、昨年12月以降、県立医大から産婦人科医が交代で同院に滞在している。同院の常勤医1人とあわせて「2人体制」を維持している。

 県病院局は長年、「広く薄く」という医師派遣の方針をとっていた。そのため、「1人医長の多い県」(厚生労働省)となった。だが、事件を契機に、その方針を見直さざるを得なくなった。

 県立医大産婦人科の佐藤章教授は「大野病院のような事件はどこでも起こりうる」という。「総合病院で24時間働く仲間を二度と同じ目に遭わせてはならない。リスクを避けるためには、医師が複数いる態勢にするしかないが、医師の数が足りない。小児科医とチームの組めない総合病院からは医師を引き揚げざるを得ない」と説明する。

 産婦人科医がいなくなった県立病院側は「何とか置いて欲しいと懇願したのだが、引き揚げられた。こちらも、事件のあとは強く出られなくなった」と嘆く。

 勤務医は開業などを理由に次々に病院を辞めている。

 県によると、昨年8月現在で産婦人科の勤務医は県内27病院で72人。その後もさらに数人減っているという。さらに、県外の大学が、会津若松市やいわき市の拠点病院から産婦人科医を引き揚げるケースが追い打ちをかける。県立医大が人繰りをして産婦人科医を派遣しているが、「いくら集約化しても、産婦人科医が足りず、まさに焼け石に水状態」(佐藤教授)という。


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