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Tohazugatali Medical Review
2961
:
名無しさん
:2014/04/16(水) 20:20:22
「今年1月の記者発表時、STAP細胞がiPS細胞と比べて優位であるかのように強調した結果になり、京都大や山中伸弥教授に迷惑をかけた」と話し、広報のあり方について陳謝した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140416-00000046-mai-sctch
<STAP論文>笹井氏「山中教授に迷惑かけた」と陳謝
毎日新聞 4月16日(水)17時32分配信
STAP細胞作製を報告した論文に不正が指摘されている問題で、責任著者である理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)は16日、東京都内で開いた記者会見で「今年1月の記者発表時、STAP細胞がiPS細胞と比べて優位であるかのように強調した結果になり、京都大や山中伸弥教授に迷惑をかけた」と話し、広報のあり方について陳謝した。
笹井氏によると、成果発表は「マウスで見つかった(刺激によって細胞が初期化され、多能性を獲得する)STAPという新しい原理を報告する」目的だったが、補足説明資料には、iPS細胞に比べて作製効率が高いことや、がん化のリスクが低いことなどが記述された。
「作製効率も(2006年にiPS細胞が作製された)初期の数字を使ったために、不本意にもSTAP細胞が優れているように強調してしまい、新原理を報告するという目的から外れた形で独り歩きしてしまった」と説明した。
さらに笹井氏は「iPS細胞は100歳を超える人の皮膚からも作れる。かたやSTAP細胞は今のところ、生後1週間のマウスでしか作れない。(再生医療などへの)利用の優位性はまったく違う」と話し、「会見ではiPS細胞とは違う使い方、例えば体の中でSTAPを起こして、失った手がイモリのように再生するとか、そういう研究に使えるのではないかということを強調したかった」と話した。
iPS細胞を研究している山中教授に対しては2月に直接謝罪したとしたうえで、「(山中教授に先んじようという)対抗意識はない。山中先生と僕は強い信頼関係を持っている。山中先生は私が京都大を辞めた後を受け継いだ教授で、非常に素晴らしい人が継いでくれたと喜んでいる」と語った。
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