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Tohazugatali Medical Review

2382アーバン:2014/03/18(火) 00:09:31
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=55168
【開幕VIEW】新世代F1“スター誕生の予感”
2014.03.17

 初優勝ではないのに――喜びのあまり、間違って2位のプレートの前にマシンを停めてしまったニコ・ロズベルグ。アラン・ジョーンズの祝福を受け、目頭を押さえるダニエル・リカルド。戸惑いながらも喜びを抑え切れない21歳、ケビン・マグヌッセン。すべてを温かく包むように、日没前の光が表彰台を照らした。

 誰にとっても長い冬だった。アルバートパークに到着してからも、ドライバーとエンジニアのあいだでは複雑な“方程式”への挑戦が続き、時差10〜11時間のファクトリーは昼夜を逆転した作業でレース現場を支えた。歓喜の表彰台はチーム全員の達成感と同時に、そこに到達するまでの膨大な仕事、苦労、不安を映し出していた。

 新技術への挑戦を取り戻した2014年のF1には、古き良き時代の“モータースポーツの宿命”が戻ってきた。選手であるドライバーに落ち度がなくとも、マシンは突然、理不尽に止まってしまうから切ない。ドライバーには精神的な強さ、忍耐力、根気がより求められる――路面にぴったり貼りついた2013年までのマシンより、ドライバーの人間性やテクニックが見えやすいF1になった。
 テストから順調なメルセデスでは、予選3位のロズベルグが好スタートを切ってトップ。「信じられない速さのマシン」を危なげなく操縦して、そのままゴールまで独走した。しかし、もう1台のメルセデス――ルイス・ハミルトンは金曜FP1のトラブルを克服し、雨の予選でポールポジションを獲得しながら、レースでは再びトラブルに見舞われて2周でリタイアした。原因は、エンジンのミスファイア。
 レッドブルでも、リカルドがトラブルなく週末を乗り越えたのに対して、セバスチャン・ベッテルはスタートからV6ターボのミスファイアによってパワーを失い、3周でリタイア――

 5位スタートのフェルナンド・アロンソは、電気モーターの不調をステアリング上のモード変更で修復している間にニコ・ヒュルケンベルグに先行を許し、その後、前を塞がれて失ったタイムを取り戻すことはできなかった。週末を通してマシンの挙動、とくに不安定なブレーキに悩み続けたキミ・ライコネンは、アロンソ以上に電気系の問題に悩まされたレースになった。

 新技術が採用されたF1、ドライバーもチームも週末のいろんな段階で、大小様々な問題を経験した。それでも、フェラーリのふたりを除くとトップ10に入ったドライバーたちのレースはノートラブル。フェラーリは経験とスキルを備えたアロンソとライコネンがいるからこそ混乱を免れ、外観上は“ノーマルな”レースが可能になったのだ。
 メルボルンの週末は、イヤープラグが要らない静かなエンジン音で始まった。いい意味での驚きは、もっとも心配されていたルノー勢の半分、レッドブルとトロロッソが順調に走り始めたこと。小林可夢偉のケータハムやロータスは車体側を含めた初期トラブルに見舞われて走行が叶わなかったが、最後のバーレーン・テスト以降、ルノーはバッテリー周りに信頼性向上のための改良を加えて開幕戦に臨んだ。そして走り始めてみると――レッドブルは優れたコーナリング性能を発揮する。テストでの限られた走行のなかでも、彼らはマシン開発を進めていたのだ――テストでの停止時間は必ずしもパワーユニットのトラブルが原因ではなかった。ルノーがメルボルンで急に走り始めた(印象を与える)所以だ。金曜日の走行ではレッドブル、トロロッソの計4台がトラブルフリー。トロロッソは日曜日のレースも完走した。
続く


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