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Tohazugatali Medical Review

217とはずがたり(3/3):2006/03/30(木) 02:09:01
>>215-217

 ◇「予防は医療費の削減」−−予防医療に詳しい新潟大大学院の岡田正彦教授(予防医療学)の話
 方法が適切であれば、予防医療は結果として医療費を削減できる。放置すれば重症患者が増えて医療費の支出も増える。
 予防医療は感染症と、生活習慣病の二本立てで考えなければならない。インフルエンザのワクチンは接種によってアレルギーを起こし、国内で年間数十人が死亡しているが、予防のプラスが大きく、村上医師の判断は適切だ。生活習慣病の予防では地域での地道な活動が重要で、まち全体として考えるべきことだ。医療経済の観点からも避けて通ることはできない。
 感染症の場合、子供にワクチン接種すると、同居する高齢者への効果がすぐに見える。生活習慣病の場合、予防医療の効果が表れてくるのは、動脈硬化などは5年、がんは10年以上先だが、効果があるのは疫学的にはっきりしている。
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 ◇瀬棚国保医科診療所を巡るいきさつ◇
05. 9. 1 旧大成、瀬棚、北檜山の3町が合併し、せたな町に
   11.15 村上智彦医師が高橋貞光町長に意見書を提出
06. 1.18 村上医師と高橋町長が町の医療体制を巡り協議
    1.30 村上医師が高橋町長に退職願を提出、町長が受理
    2. 3 副所長の吉岡和晃医師も高橋町長に退職願を提出
    2.19 「せたなの医療を考える会」が初集会、170人参加
    2.22 吉岡医師が辞職を撤回
    2.23 同会が、村上医師の慰留などを求める署名簿を高橋町長に提出
    3. 3 町議会の定例会で高橋町長が一連の問題を報告
    3.10 合併後初の「瀬棚区地域懇談会」を開催
    3.13 診療所が夜間・休日の救急患者受け入れを休止
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 ■ことば
 ◇せたな町
 昨年9月、大成、瀬棚、北檜山の旧3町が合併して誕生した。人口は1万958人(2月末現在)で、基幹産業は農業、漁業。道内で初めて、旧町と同名の合併特例区を設けた。日本海に面する瀬棚区は2691人。65歳以上の高齢化率は32.8%。

3月28日朝刊
(毎日新聞) - 3月28日12時7分更新


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