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Tohazugatali Medical Review

2105荷主研究者:2013/07/21(日) 10:24:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130706t13014.htm
2013年07月06日土曜日 河北新報
腎臓病の悪化促す細胞を特定 東北大研究グループ

 東北大大学院医学系研究科の山本雅之教授(医化学)らの研究グループは5日、腎臓内で赤血球造血ホルモン「エリスロポエチン(EPO)」を産生する細胞の性質変化が、慢性腎臓病を悪化させる原因の一つと分かったと発表した。

 慢性腎臓病は糖尿病や高血圧など生活習慣病によって引き起こされ、国内では成人の8人に1人に当たる1330万人がかかる国民病。

 腎臓は老廃物を尿として排出するのに加え、骨髄の赤血球形成を促すEPO分泌も担う。慢性腎臓病では腎臓にコラーゲンが沈着し、繊維化が進行する。

 研究グループは遺伝子改変マウスを使用し、片側の腎臓の尿管を縛って炎症を起こさせてEPO産生量などを調べた。

 その結果、腎臓病を発症した腎臓はEPO産生機能を失った細胞が悪玉化。コラーゲンを増やして繊維化を促したり炎症物質を大量に発生させたりし、腎臓病を悪化させることが分かった。

 縛った尿管をほどき投薬で炎症を抑えると、細胞のEPO産生能力が正常値近くに戻った。繊維化も回復するなど細胞は善玉化し、環境に応じて性質を変化させた。

 山本教授は「腎臓の炎症をコントロールしてEPO産生細胞を善玉の状態にしておくことで、腎移植や人工透析に代わる治療法を開発できる可能性が出てきた」と話している。


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