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Tohazugatali Medical Review

203小説吉田学校読者:2006/03/12(日) 17:27:56
あまり問題責めしても、意味ないんでこっちに書きますけれども。

被害者の処罰感情を抜きにして考えて見ますと、これは医師法(医療死亡事故の不申告)違反とセット(西村議員のときと同じ感じで)だから、強制捜査に至ったのでしょう。
だらしがないと見る向きもいれば、隠蔽行為と見る向きもある。検察・警察は、「隠蔽行為」=「悪質」ととったのだと思います。もしかすると、医師法違反については、業務が切迫してたのかもしれません。
ということで、この事件は、「予見可能性」=同業者による中立的意見と死亡当日の医師の業務量がポイントでしょう。
しかし、産婦人科医の仕事量が大変なのは分かるけど、この学会の「体制」うんぬんのところは、そりゃないんじゃないの?

手術ミスの医師起訴 帝王切開で患者失血死 福島地検
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/03/20060311t63030.htm

 福島地検は10日、帝王切開手術のミスで患者を死亡させ、警察への届けも怠ったとして、業務上過失致死と医師法違反の罪で、福島県大熊町の県立大野病院の産婦人科医師加藤克彦容疑者(38)=大熊町下野上=を起訴した。
 起訴状によると、加藤被告は2004年12月17日、同県楢葉町の女性=当時(29)=の帝王切開手術を行った際、胎盤と子宮の癒着を確認。無理にはがせば大量出血で女性が死亡する恐れがあるのに、子宮摘出手術に変更して事故を回避するなどの注意義務を怠り、胎盤を手術用器具ではぎ取って女性を失血死させた。また、女性の死が医師法が定める異状死であるにもかかわらず、24時間以内に警察に届けなかった。
 大野病院の産婦人科医は加藤被告1人だった。同被告は調べに対し、「大量出血は予見できなかった。医療過誤の認識がなく届けなかった」などと供述している。
 起訴を受け、福島県の茂田士郎病院事業管理者は「今後は司法の場で審理されるものと考える。引き続き医療の安全確保に努め、医療事故の再発防止に全力を尽くす」とのコメントを発表した。
◎個人責任追及「そぐわない」 産婦人科2団体声明
 福島県立大野病院医師の加藤克彦容疑者(38)が業務上過失致死罪などで起訴されたことを受け、日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)と日本産婦人科医会(坂元正一会長)は10日、「学会の専門医が行った医療行為について、個人が刑事責任を問われることは極めて残念」とする声明を発表した。
 声明は「癒着胎盤という術前診断が極めて難しく、治療の難度が最も高い事例であり、高次医療施設においても対応が極めて困難」と指摘。「産婦人科医不足という医療体制の問題に深く根差しており、医師個人の責任を追及するにはそぐわない部分がある」としている。
2006年03月10日金曜日


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