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Tohazugatali Medical Review

1683荷主研究者:2011/12/11(日) 14:54:14

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111116/bsc1111161703017-n1.htm
2011.11.16 17:02 Fuji Sankei Business i.
島津製作所、北大とピンポイントがん治療技術を開発

 島津製作所と北海道大学は、肺がんや肝臓がんの放射線治療の際に、周囲の正常な組織を避けて、腫瘍(しゅよう)部分だけにピンポイントでX線を照射できる新しい技術を共同開発したと15日発表した。

 呼吸の影響で刻々と位置や形を変える腫瘍の動きをとらえて、正確にX線を照射できる。新技術は島津以外のメーカーの治療装置にも搭載可能で、島津は来年度中の商品化をめざす。

 開発した「新動体追跡システム」は、腫瘍の周囲に直径2ミリの金マーカーを複数個埋め込み、腫瘍との位置関係をあらかじめ把握。2方向からのX線透視装置でマーカーの位置をリアルタイムで認識し、腫瘍とともに動くマーカーの位置から腫瘍の位置をとらえ、X線を照射できる位置にきたときに照射する。

 脳の腫瘍のように動かない場合は、ピンポイントでの照射が可能だが、呼吸とともに胸部や腹部が動く肺がんや肝臓がんの位置は、絶えず変わるためピンポイント照射が困難で、周囲の正常組織への副作用につながる恐れがある。

 周囲の正常組織への影響をできるだけ避けるには、放射線量を落とすため、治療効果が薄れるなど、正確に腫瘍部分だけに強くX線を照射することが課題だった。

 これまでの治療では腫瘍の移動範囲全てにX線を照射しているが、開発した技術により、照射範囲を従来の2分の1から4分の1まで狭められ、正常組織への影響が大幅に減らせるという。

 来年度中には発売したい考えで、価格は3億円程度(治療装置は別)を想定している。共同開発を進めている同大大学院医学研究科の白土(しらと)博樹教授は、「がん患者には高齢で手術ができない人もおり、そうした患者への治療も可能になる」と話している。


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