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Tohazugatali Medical Review

1682チバQ:2011/12/07(水) 22:07:39
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201112040111.html
感染症 HIV:5 「病気はあなたの一部」2011年12月5日
あまり忙しくない働き方に変え、最近は料理にも凝るようになった

 7年前、肺炎がきっかけでHIV感染がわかった40代の女性は、約1カ月半療養して、仕事に戻った。病名は伏せた。

 抗HIV薬を飲み始め、体の免疫力は徐々に回復した。9カ月ほどたつと、血液検査でウイルスが検出されない状態を保てるようになった。大学病院への通院は2カ月に1回に減り、仕事では順調に昇進した。

 でも、心が晴れる日はなかった。仕事で周囲からほめられても、「病気のことを知っても、同じように評価してくれるだろうか」と思って苦しくなった。感染から身を守らなかったことを後悔すると同時に、運が悪かったとも思った。気づけばいつも、病気のことを考えていた。

 治療をはじめて4年目に、好きな人ができた。半年余りメール交換を重ね、冬休みに、男性の住む街を訪ねた。

 家族との食事中も散歩中も、ずっと「早く言わなきゃ」と緊張していた。隠して仲を深めるのは、ひきょうだと思っていた。やっと2人きりになれた数日後、男性の自宅のソファで泣きながら切り出した。

 「私ね、病気で、HIVに感染しているの」

 優しい言葉を待った。でも、彼は考えたすえ、こわばった表情で「出て行ってくれ」。ホテルに2泊して、自宅に戻った。

 ふと、前に病院の臨床心理士が言った言葉を思い出した。

 「病気はあなたの大切な一部です。それを一番最初に伝えたら、他の部分を見てもらえないかもしれませんよ」。勇気を振り絞って話しても、お互いに傷つき、関係も壊れた。正直に伝えることだけが、正解ではないのかもしれない。そう思った。

 半年後、30代のころ交際した男性の1人がHIVに感染していたと聞いた。「彼だったんだ」。黙っていた彼を、責める気にはならなかった。

 しばらくして、20年来の親友(47)に、病気のことを初めて話した。過去の恋愛も仕事の悩みも、全部知っている友人だった。親友は、何日か考えてから「自分を責めないで」と言った。そして「あなたは悪くないよ」とも言った。心にしみた。

 次の恋愛では、相手と関係が築けてから、病気について伝えるか伝えないかを決めたい。今はそう思う。


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