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Tohazugatali Medical Review

1679チバQ:2011/12/07(水) 22:06:09
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201112010234.html
感染症 HIV:2 告知…妻の反応怖かった2011年12月2日
告知の間は、ずっと下を向いていた

 30代の男性は10年前、高熱と呼吸困難で、東京都立駒込病院に入院した。HIVに感染し、体の免疫が極端に下がった時に発症する「ニューモシスチス肺炎」にかかっていた。

 まずは合併症の肺炎から治すことになった。抗菌薬を飲むと熱が下がっていった。

 男性は、妻と子どもへの感染がないかも調べたいと思った。でもそのためには、妻に病名を告げる必要がある。伝えることで、離婚に至る夫婦もいると聞いた。2、3日考えた。

 退院後は、毎日数種類の抗HIV薬を飲む。どっさり薬をもらって帰ったら、妻はどう思うだろう。けがをしたとき「傷口に触るな!」と不自然に振る舞うかもしれない。「絶対ばれるな」。早いか遅いかの違いなら、早く伝えようと決めた。

 主治医の今村顕史さんに相談して、病院で説明の場を持つことにした。体調が回復して退院が近づいたころ、妻に「退院後のこととか、先生から話があるから」と伝えた。会議室のような部屋で、妻と並んで座った。

 今村さんは、肺炎が良くなったことから話し始めた。自然な口調で「今回の肺炎は抵抗力が低くなるとかかるもので、調べたところ、HIVへの感染が分かりました」と言った。今は治療法が進み、社会復帰も生活も、普通にできると続けた。

 HIVと聞いた時、妻は頭が真っ白になった。以前テレビで見たことのある病気について、目の前で医師が話していた。今村さんを見てはいたが、声が聞こえなかった。

 ぼーっとしていると、生活面についての話が始まった。洗濯も風呂も、今まで通りで大丈夫……。「ちゃんと聞かなきゃ」と我に返った。最後に今村さんが「念のため、奥さんも検査しておきましょう」と言った。

 隣で、男性はずっと下を向いていた。覚悟を決めてはいたけれど、妻の反応が怖かった。

 妻は普通に振る舞った。目の前に生活があった。男性は数日後、約1カ月の入院を終えた。

 妻は妊婦健診の時に、HIVへの感染が無いことを調べていた。でも、念のために再検査を受け、自分と子どもへの感染はないと確認した。妻は「ああ、日常生活では本当にうつらないんだな」と思った。


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