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Tohazugatali Medical Review

1640チバQ:2011/09/22(木) 23:11:24
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13166123648250
2011年9月22日(木)
新設医学部誘致に県医師会反対「地域医療が崩壊」

県医師会の斎藤浩会長は21日、緊急の記者会見を開き、県が新設医学部の県内誘致を早稲田大学に打診していることについて、「不適当だ」と反対する見解を発表した。

医学部新設の問題点として▽教員、付属病院の勤務医・看護師など多大な人的資源が必要で、医師・看護師不足に拍車を掛ける▽現場の医師や看護師が引き上げられ、地域医療が崩壊する▽医学部の定員は最近4年間で1298人増加し、人口減を踏まえると将来の医師過剰を招く▽卒業者が本県に定着するとは限らない-の4点を挙げ、「巨大な箱もの新設は全国に影響し、禍根を残す。医師会が支援することはあり得ない」と述べた。

医師不足の解消策については「定員増と地域枠拡大で対応するのが現実的」と述べ、喫緊の課題である医師の偏在は「行政、筑波大などの既設医学部、医師会の3者が連携することでクリアできる」とした。

斎藤氏は18日に橋本昌知事と会って見解を伝え、医学部誘致をやめるよう進言したことを明らかにし、「医師会の意向をくんだ新たな対応を期待する」と当面は県の出方を見守る考えを示した。

斎藤氏は会見後、取材に対し、「(本県出身の)原中勝征日医会長も同じ意見だ」と述べた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110922-OYT1T00373.htm?from=main6


医学部誘致なら医師不足に…という医師会の理屈


茨城県の医学部誘致に反対する県医師会幹部 医学部誘致を公約とする茨城県の橋本知事が早稲田大学(鎌田薫総長)に新設医学部の誘致を打診したことについて、県医師会(斎藤浩会長)は21日、水戸市の県メディカルセンターで記者会見を開き、教員確保で全国の医師不足に拍車をかけるなどとして、医学部の新設・誘致は不適当と批判した。

 斎藤会長は18日に知事に会い、「おやめなさい」と進言したことも明らかにした。

 医学部の新設・誘致に反対する理由として、県医師会は「教員確保のために医師を集めれば全国の医師不足に拍車をかける」「既存医学部で入学定員の増加を図っている」「中小医療施設や有床診療所などの経営に影響する」「医学生は卒業後に出身地へ戻る可能性もあり県の医師不足解消にならない」の四つを挙げた。

 県医師会によると、医学部の入学定員は、1981〜84年度に年8280人だったが、その後の抑制政策で2003〜07年度は年7625人に減少した。04年度に始まった臨床研修制度で大学に医師が残らず、都市部の医療機関などに流れたことで地方の医療機関への医師配置システムが崩壊し、各地で医師不足が顕在化した。

 県内の医師数(2008年)は人口10万人当たり162・1人で、埼玉県に次いでワースト2位。二次医療圏別では、筑波大のあるつくば医療圏の同342・3人に対し、県北の常陸太田・ひたちなか医療圏は同90・9人と3分の1にも満たず、偏在も問題になっている。医師確保を県の喫緊の課題とする橋本知事は、09年8月の知事選で医学部誘致を公約とした。

 一方、国は08年度から医学部の入学定員の増員や、地域枠などを設ける医師確保策を講じており、県医師会の小松満副会長は「ハコモノを造れば壊すことはできない。融通性のある既存のシステムを維持すべき」と述べた。また、少子高齢化や人口減少の影響にも触れ、斎藤会長は医学部を新設すれば医師過剰になる恐れもあるとし、「大きな禍根を残す」と批判した。

 早大誘致を巡っては、橋本知事が6月下旬、鎌田総長に宛てて、医学部新設の際の県内立地を求める文書を提出。中央病院、こころの医療センター、リハビリテーションセンターなど県立の医療施設が近接する笠間市の県畜産試験場跡地(約35ヘクタール)をキャンパス候補地に挙げ、教育、研究に各施設を活用してほしいとの協力姿勢を示している。

(2011年9月22日11時53分 読売新聞)


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