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Tohazugatali Medical Review

164荷主研究者:2005/12/30(金) 12:38:39

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050922t12011.htm
2005年09月21日水曜日 河北新報
東北大発ベンチャー「メムザス」 腸閉塞カテーテル開発

 東北大の研究成果を基に設立したベンチャー企業「メムザス」(仙台市)は、医療機器メーカーと共同で、先端部分を自在に動かせる腸閉塞(へいそく)治療用カテーテルを開発した。本年度中に医療用器具の認可を厚生労働省に申請する方針で、2、3年後の実用化を目指す。

 直径6ミリのシリコンゴムチューブの先端に、独自の技術を使って電気エネルギーで動くアクチュエーター(装置)を組み込んだ。アクチュエーター内部のコイルは形状記憶合金(チタンニッケル)製で、電源を入れると、先端部分を曲げたり伸ばしたりできる。

 腸閉塞の治療法はチューブを挿入し、腸管の内容物を吸引する方法が普及している。医師はエックス線で確認しながらチューブの先端を動かし、鼻から腸管まで挿入していくが、現在は、チューブの中に通したワイヤを手元で引いて伸縮させる仕組みで、微細化に限界がある上、精密な動作ができなかった。

 メムザスは、ワイヤに代わる仕組みとして、小型アクチュエーターの組み込みを考案。屈折や回転などの動作が容易にできるようにするとともに、機械の温度が上がることも防いだ。

 メムザスは2004年9月、東北大の医学と工学を連携させた研究を基に設立。大学発ベンチャーとして、研究開発成果の実用化を進めている。
 同社は「アクチュエーター搭載のカテーテルは、すばやく安全な治療に貢献できる。この技術を応用した検査、治療機器の開発にも取り組みたい」と話している。


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