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Tohazugatali Medical Review

1600チバQ:2011/07/18(月) 18:52:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110717-00000073-san-soci
脳死移植緩和、改正法1年 家族承諾で急増 245人に提供
産経新聞 7月17日(日)7時56分配信


 ■15歳未満1例 浸透なお課題

 脳死下の臓器提供条件を大幅に緩和した改正臓器移植法が昨年7月17日に全面施行されてから、17日で丸1年。本人意思が不明でも家族承諾により脳死での提供が可能になったことで、年間提供数は急増。移植でしか助からない200人以上の患者の命を救うことができた。一方で、必ずしも移植医療への理解が深まっているとはいえない現状がある。

 日本臓器移植ネットワークによると、法改正以降、この1年間で実施された脳死移植は計55件。提供者(ドナー)の男女別は男性31人、女性24人。年代別では40代が13人と最も多く、次いで50代の12人、30代と60代の11人だった。

 平成9年の臓器移植法施行から改正法施行までの約13年間に行われた脳死移植の総数が86件で、年平均で7人に満たなかったことを踏まえると、大きな歩みをみせている。

 55件の脳死移植により、移植手術を受けることができた患者は245人。1人の提供者から約4・5人に臓器が提供された計算になる。

 脳死移植増加の要因は、55例中49例を占める「本人意思不明下の家族承諾による提供」だ。移植ネットが法改正後50例目までの事例を調査したところ、半分以上の27例で家族の側から申し出ていた。移植ネットは「生前に口頭で提供意思を聞いていた家族も多かった」と分析する。

 ただ、移植総数の増加が、そのまま脳死移植に対する理解の向上につながっているわけではない。

 これまでも家族承諾で提供が可能だった心停止下での腎提供は、法改正前は毎年100例前後あったが、平成22年は81件に減少。今年も6月末の時点で40件にとどまっている。

 従来なら心停止後に腎提供を決断していた家族が、脳死での提供に移行したとみられ、脳死と心停止を合わせた提供数で考えると、実際に提供を承諾する家族の伸びはわずかだと指摘する声もある。

 一方、15歳未満からの提供は、今年4月12日に関東甲信越地方の病院で法的に脳死と判定された10代前半の男児1例だけだった。

 大阪大医学部付属病院移植医療部の福嶌教偉副部長は「現状は想定通りの提供数」とした上で、「今後は提供者家族への心のケアの充実が求められるほか、臓器提供がどういうものなのか、より多くの人々に理解してもらう必要がある」と指摘している。


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