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Tohazugatali Medical Review

1584とはずがたり:2011/06/19(日) 22:36:05

O157中毒:今も元児童30人検診 堺・96年発生
http://mainichi.jp/life/food/news/20110511k0000e040066000c.html

 96年に堺市の学校給食を食べた児童ら約9500人が病原性大腸菌「O157」に感染した集団食中毒で、発生から15年を経た現在も、溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発するなどした約30人の元被害児童が市の検診を受け続けている。先月起きた焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」での食中毒でも20人を超える重症者が出ており、関係者は「長期的な視点でのケアが重要になる」と警告する。

 HUSはO157や、今回の原因菌のO111が出す「ベロ毒素」が赤血球の破壊や血小板の減少を引き起こし、急性腎不全などにつながる症状。人工透析や交換輸血が必要になる場合もある。

 堺市では約790人が入院し、約150人がHUSを発症した。同市は97年度から被害児童らへの検診を開始。市から諮問を受けた診察医らで作る「堺市医師会O157感染症フォローアップ委員会」は追跡を続けてきたが、一度収まったHUSの症状が10年以上たって再発したとする論文があることなどから、07年、市に検診の継続を答申。市は現在も、異常があったり、希望する人を対象に検診を続けている。

 市によると昨年度もHUS発症者19人を含む31人が対象となり、今年3月までに検診を受けた16人のうち7人が治療や経過観察が必要と診断された。

 フォローアップ委員会の委員を務める樋上忍・堺市医師会会長は、HUSは食中毒の発症から約1週間程度たってから併発するケースが多いと指摘。現在進行中の生肉中毒に関し「早急に他の感染者がいないか掘り起こし、重症者は透析などの治療ができる医療機関に収容してHUSの発症に備えるべきだ」と話す。またHUS症状の再発に備え、「被害が広範囲にわたる今回の食中毒は、どこかが責任を持って長期的なフォローアップをしていくべきだ」と指摘している。【内田幸一】

毎日新聞 2011年5月11日 13時38分(最終更新 5月11日 14時24分)


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