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Tohazugatali Medical Review

1522チバQ:2011/03/19(土) 19:01:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110318/dst11031810440031-n1.htm
「硬直する寒さ」体調崩し、インフル患者も… 仙台市の避難所ルポ
2011.3.18 10:33 (1/2ページ)
体調を崩し、体育館の一角で毛布にくるまって寝る被災者の高橋光一さんに声をかける妻の栄子さん=17日、仙台市若林区の七郷小学校(会田聡撮影)
 震災から6日目を迎えた避難所では、朝夕の冷え込みにより体調を崩す被災者が目立ってきた。インフルエンザの恐れもあり、対策が急務になっている。被災者には精神的ストレスから、避難所生活への不満も出始めている。(会田聡)

 津波の被害の大きかった仙台市若林区の七郷小学校では約1200人の被災者が暮らす。そのうち約300人がいる体育館に16日夕入ると、6個設置されたストーブで暖を取る被災者の姿が目に入ってきた。カイロや毛布は足りているが、ストーブが6個では広い体育館では心もとない。

 「朝すごく寒いでしょう。布団を何枚掛けても、身体が冷たくなって硬直するかと思った」

 ストーブに使う灯油は今は足りている。だが県庁所在地にあり、“有名な”ここの避難所に比べると三陸方面はより深刻なようだ。

 近くの県営住宅で被災した無職、高橋光一さん(67)は16日朝から発熱し、風邪薬を飲みながら話した。妻の栄子さん(57)は光一さんの頭に冷やしタオルを置き、「普段は風邪なんかひかない人なんだけど」と心配そうだった。

 仙台管区気象台によると、16日は冬型の気圧配置の影響で寒気が入り込み、午前6時には0・1度。17日朝は最低気温がマイナス2・7度と例年を3・2度下回る真冬並みの寒さ。

 実際、体育館で一夜を過ごすと、周囲では断続的に携帯電話の着信音や余震による揺れでなかなか寝つけない。学校職員から支給してもらった毛布4枚で身体をくるんでいたが、午前3時ごろには寒さで目覚めてしまった。

 17日午前6時半、「朝食の支給を始めます」というアナウンスとともに目覚めると、近くで寝ていた被災者の無職、糸賀洋子さん(70)は「足から冷え込んでくるんでかなわない。余震もあるし、よく眠れるわけがない」と疲れた顔で語った。

 同小によると、15日までにインフルエンザにかかった被災者は1人だった。しかし、16日には隣接する七郷中からの受け入れ患者を含め7人に増えたため、小規模学級をインフルエンザ患者専用の部屋に指定した。

 部屋から出てきた荒浜地区の会社員男性(44)は、「自宅は津波で流されたうえ、インフルで熱が下がらないし、つらい」と振り絞るように声をだした。

 同小の塙正浩教頭(49)は、「寒さは布団を何枚もかけてしのいでもらうしかない。インフルへの対策も分離するくらいしか手がない」と語る。

 さらに「隣の人がうるさい」「おむつを替えるとき臭い」といった不満も徐々に寄せられてきているという。

 乾パンなど朝食の支給をもらう人々とともに校庭に出ると寒さから水道は凍りついていた。この寒さは17日夜も続く見込みで、被災した男の子(5)は、「ここよりお家がいい」と母親(30)に訴えていた。

 朝食の乾パンなどを支給していた建設業、菅原忠夫さん(61)は、「家をなくし、仕事もこれからどうなるか分からないが、前を向いて進んでいくしかない」と語った。


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