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Tohazugatali Medical Review

1517チバQ:2011/03/19(土) 11:03:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110318-OYT8T01036.htm
医療機関綱渡り
人工呼吸器が透析が…停電、断水で混乱


断水と計画停電で人工透析の継続に影響が出ている矢板市の「尾形クリニック」(17日)  東日本巨大地震に伴う停電や断水などの影響で、県内の医療にも混乱が生じている。医療機関は人工透析の時間が短縮され、在宅医療で人工呼吸器を使う難病患者も機器停止の危険にさらされている。福島県からの避難者なども本県で受診しており、受け入れ困難になっている医療機関もある。混乱を緩和するため、県医師会は18日、東京電力に対し、重症者を治療する3次救急病院を計画停電から除外するよう申し入れた。

 影響が大きいのは、人工透析を受ける腎臓病患者。県によると5300人以上おり、2、3日に一度、医療機関で1回4時間程度の治療を受ける。だが、計画停電で透析時間が制限され、夜12時以降に治療を行うケースなども出ている。

 矢板市は11日の地震発生後、停電と断水に陥った。同市末広町の尾形クリニック(尾形直三郎院長)は市内外の患者約130人の人工透析を綱渡り状態で続ける。12日は患者を宇都宮市内の診療所にバス2台で運び、時間外に治療してもらった。同クリニックでは人工透析に1日30トンの水が必要。同市などから給水車の支援を受け、14日に治療再開したが安心はできない。尾形院長は「人命に関わるので非常に困る」と訴える。

 患者団体「栃木県腎臓病患者友の会」会長を務める宇都宮市の竹原正義さん(71)も、1回4時間の人工透析が3時間に短縮された。「透析でカリウムやリンなどの毒素を十分抜かないと呼吸が苦しく、歩くのもつらい。3、4日も透析できないと命が危険な患者もいる」と改善を求める。

 人工呼吸器を使う患者も困っている。県内には筋力低下で手足が不自由な筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)などの難病患者約70人が在宅で人工呼吸器を使う。

 停電時は補助バッテリーを使い、通常はバッテリー1個で3〜6時間もつが、充電が不十分だったり、老朽化していると機器が停止する恐れがある。県健康増進課は患者に小型発電機を貸し出しているが、「万が一の事態がないよう、保健師が患者宅を回り、注意を呼び掛けている」という。これらの患者が重篤になった場合、搬送される可能性がある3次救急病院にも計画停電は行われている。18日、東電栃木支店に除外を申し入れた太田照男・県医師会長は「自家発電に切り替えても医療機器などの使用が大幅に制限される」と訴えたが、東電は「(除外は)難しい」と回答したという。

(2011年3月19日 読売新聞)


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