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Tohazugatali Medical Review

1456荷主研究者:2010/12/02(木) 22:40:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101124t13025.htm
2010年11月24日水曜日 河北新報
犯罪性あり?死因解明、科学が助力 東北大画像診断センター

遺体の画像診断に活用されるCT

 犯罪に巻き込まれた可能性がある遺体の死因解明の精度を高めるため、東北大大学院医学系研究科は遺体を画像診断する「オートプシー・イメージング(Ai)センター」を開設した。機材と常駐スタッフがそろった専門施設は東北で初めて。コンピューター断層撮影装置(CT)などを導入し、司法解剖では分かりにくい脳内の出血や細部の骨折などを詳細に分析する。

 Aiは「死後画像診断」を意味する。センターは仙台市青葉区の星陵キャンパス内で、通常は病気の診断に利用されるCT、磁気共鳴画像装置(MRI)などを備え、画像診断の専門医や放射線技師ら6人を配置した。

 宮城県警から東北大に解剖の依頼があった場合、司法解剖に先立ってセンターが遺体内部の画像を撮影し、分析する。情報は解剖医に伝えられ、解剖に役立てる。解剖結果と画像診断による所見で総合的に判断し、より確度の高い死因解明を目指す。

 センター長の石橋忠司教授(画像診断学)は「Aiは、客観的な診断方法として欧米では普及が進んでいる。犯罪を見逃さないために、正確な死因究明に対するニーズは高まっており、有効な手法として定着させていきたい」と言う。

 センター開設は、東北大が文部科学省の助成で本年度から実施する「法医養成教育プログラム」の一環。医学系研究科の山本雅之科長は「専門の医師や技師の養成を進め、Aiの普及に貢献したい」と話している。

 国内でAiを手掛けるセンターは2007年、千葉大が初めて開設し、群馬大、佐賀大なども設けた。秋田大は今年5月、法医科学講座にCTを本格導入し、死因究明に活用している。


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