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Tohazugatali Medical Review

1440とはずがたり:2010/10/13(水) 03:45:24
ひっくりである。

連載
のり・たまみのへんな社会学 第10回
「イソジン」は風邪予防にならない!? 意外と知らない世界の"うがい"事情
世の中のへんなものをこよなく愛するのり・たまみの、意外と知らないちょっとへんな社会学。
http://www.cyzo.com/2010/10/post_5655.html

 私たちは子どもの頃から、外から帰ったらちゃんとうがいをするよう、大人たちから口をすっぱく言われてきました。でも実はこの習慣、日本だけのものなんです。海外でも、歯を磨いた後や口臭予防などのために経口洗浄液で口を「すすぐ」ことはありますが、のどまで水を落として「ガラガラ、ペーッ」とやる行為は、日本独自の風習だそうです。日本以外の国では「はしたない行為」とされており、過去にも現在にも全く行う風習はありません。

 「うがい」という言葉の起源は「鵜飼い」だそうです。そう、あの「鵜」を使って魚を捕る特殊な技法です。いったん魚を飲み込んで、その後吐き出す様子が似ていることから「うがい」と呼ばれるようになりました。「鵜飼い」の記録は西暦600年の文献にあるのですが、「うがい」という言葉が出てくるのはずっと後のことで、1444年に作られた国語辞典「下学集」あたりからです。なので「うがい」は、せいぜいここ650年くらいの風習なのかもしれません。

 昔から「うがいは風邪予防になる」と言われていましたが、実はちゃんと検証されていませんでした。2002年〜03年にかけて、京都大学で「本当に<うがいは風邪予防になるのか>」という研究が行われましたが、研究の謳い文句は「世界初のうがいによる風邪予防効果の無作為割付研究」。" 世界初"ということに驚いてしまいますが、ちょっと意外な結果が当時、話題になりました。

 この実験、全国からボランティア387名を募り、「何もしない」「水でうがい」「ヨード液でうがい」の3グループにくじ引きで分けて、2カ月間にわたって振り分けられたうがい行為を行なってもらい、その人たちが「風邪をひいたか、ひかないか」を調べるというシンプルなもの。結果は風邪をひいた人の率で発表され、「何もしない人」は100人中26.4人、「水うがい」をしていた人は17人、「ヨード液うがい」していた人は23.6人だったそうです。「何もしない人」と比べて「水うがいをしていた人」の風邪の発症率は4割も減少しました。

 よかった! 長年信じてきた「うがい」の効用が証明されて! もし"世界初"の遅すぎた研究で「効果無し」と言われたら、日本人650年の「うがいの歴史」が全否定されてまうわけですからね。でも、意外なのは「ヨード液うがい」の人たち。「ヨード液」は一般には「イソジン」などが有名で、薬局でもたくさん売っています。


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