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Tohazugatali Medical Review

144とはずがたり(1/2):2005/12/03(土) 13:20:10
医療制度改革大綱:内容乏しく、高齢者に負担ズシリ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051202k0000m010129000c.html

 1日決まった医療制度改革大綱には、医療費抑制策として高齢者を中心とした患者の負担増につながる項目がずらりと並んだ。生活習慣病予防なども一方の柱に据えたが、抑制効果には疑問が消えない。超高齢社会を見据えた割には内容の乏しさが否めず、来年度予算編成を前にした財源確保のための「数字合わせ」のようにも映る。【吉田啓志、坂口佳代】

 ●窓口負担

 高齢者の医療費窓口負担はまず来年10月、70歳以上で比較的収入の多い現役並み所得者(夫婦世帯で年収約620万円以上)が2割から3割にアップする。「現役並み」の基準は2年間の猶予期間を経て08年8月から夫婦世帯で年収約520万円以上に下がる。

 08年度からは、70〜74歳の一般的所得者(夫婦世帯で年収約620万円未満)も窓口負担が2割と倍増する。3歳以上の未就学児だけは3割から2割に下がる。

 具体的なケースを想定すると、現役並みに所得がある75歳の人が骨折した場合、窓口負担月額は今より2万7000円アップし、6万7000円となる。胃がんで入院すれば、自己負担限度額引き上げの影響も受け、8000円増の9万2000円になる。

 一般所得の70歳の人も骨折では、2倍超の2万5000円にはね上がる。かぜでも、今は500円で済むのが1000円かかるようになる。

 65歳の人や一般の75歳の人がかぜといった軽い病気にかかった場合などは負担が増えない。

 ●高額療養費

 自己負担限度額は年齢や所得で変わり、今は一般的な所得の人の場合、69歳以下は7万2300円プラス医療費の1%▽70歳以上は4万200円。

 これを06年10月から、69歳以下8万100円プラス医療費の1%▽70歳以上4万4400円−−と増やし、08年度以降は69歳以下8万100円プラス医療費の1%▽70〜74歳6万2100円▽75歳以上4万4400円−−と2段階で変える。

 これに伴い、例えば一般所得の70歳の人が胃がん(医療費150万円、30日入院)で手術を受けると、今は4万円で済んでいるのが6万2000円にアップする。

 ●食住費

 慢性病の人が長期入院する療養病床の70歳以上の入院患者は来年10月から、食費や光熱費などの居住費が全額自己負担となる。現在、相部屋に入院する一般の70歳の人の場合、1カ月の自己負担額は食材料費約2万4000円を含め約6万4000円。これが居住費として新たに約1万円、調理コスト相当分として約2万2000円の負担が追加され、合計の自己負担額は約9万6000円に達する。

 ●見送り

 財務省が主張していた、1000円までの医療費を保険給付対象から外す保険免責制導入▽06年10月から70歳以上の人の窓口負担を2割にアップする−−の両案は与党の反発で見送られた。


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