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Tohazugatali Medical Review
1416
:
荷主研究者
:2010/07/06(火) 23:06:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100626t12008.htm
2010年06月26日土曜日 河北新報
内視鏡洗浄を高速で処理 薬剤使わずコスト抑制
エーゼットと東北大が共同開発した内視鏡の洗浄・消毒装置
医療機器製造のエーゼット(仙台市)は東北大未来科学技術共同研究センター(NICHe)の河野雅弘教授と共同で、医療用内視鏡の洗浄・消毒装置「CM―5」を開発した。他社製に比べて約半分の時間で処理できる。既に国の製造承認を得ており、全国の病院に売り込む方針。
装置は幅と奥行きが約60センチで高さ約80センチ。強アルカリ性の電解水で内視鏡についたタンパク質などの汚れを落とし、強酸性の電解水で消毒する。新装置は電解水を作る電解層を従来の2層式から3層式にした。
中央の層には食塩水を入れ、浄化水の入った両脇の層に電圧をかけることで一方から強アルカリ性、もう一方から強酸性の水を一度に生成することが可能になった。
2層式の従来の装置は酸性とアルカリ性の水を交互に生成し、処理に10〜15分かかる。これを新装置は6分に短縮。過酢酸などを用いる別の消毒方法のように薬剤を使う必要もなく、においがない上、コストも抑えられるという。
開発には河野教授が殺菌力の向上や殺菌効果の検証方法などを指導した。
1台300万円程度となる見込み。菅野稔社長は「高性能な電解槽ができた。内視鏡以外の医療用や民生用への応用も可能で、ニーズに応じてさまざまな製品化の可能性を探りたい」と話す。
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