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Tohazugatali Medical Review

1413とはずがたり:2010/07/01(木) 02:38:27

延岡で開業1年 手応え 医師の榎本さん 患者倍増、差し入れも 末期の「在宅医療」視野
2010年6月30日 01:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/181405

 医師不足に悩む宮崎県延岡市の開業奨励金を受けて診療所を開いた医師榎本雄介さん(35)が、今月で診療を始めて1年を迎えた。医師としての仕事のほかにも、個人的に交流があった大相撲東関部屋の合宿を誘致して活性化にも取り組んだ。この1年を「地域から頼りにされていると肌で感じた。来て良かった」と振り返る。

 榎本さんは宮崎市出身。宮崎医科大(現宮崎大医学部)を卒業、同医大付属病院や民間病院に勤務した。地域医療への関心が高く、「幸せな最期を迎える医療を実践したい」と昨年6月、奨励金500万円を受けて同市大貫町に開業した。

 現在は診療所での診療のほか、市夜間急病センターの当直や、老人ホームの訪問診療、在宅診療にも取り組む。当初1日15人ほどだった患者は30人ほどに。榎本さんをかかりつけ医としている患者も増え、健康状態を詳しく把握できるようになった。

 患者から毎日のように野菜や漬物などの差し入れもある。勤務医時代はなかったことだ。住民は出店やもちまきなど開業1年を祝う催しを計画していたが、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の影響で中止を余儀なくされた。「残念だけど、計画してくれただけでありがたい」と話す。

 これからのキーワードに「在宅医療」を挙げる。終末期の在宅医療は延岡でも要望が強いが、往診は医師の負担が大きく、かかりつけ医1人では緊急時の対応にも不安がある。「近所の医師がチームを組んで地域全体の患者を受け持ち、いつでも誰かが駆け付ける態勢が理想」という。

 今後、ほかの医師や介護職との意見交換会なども開いて連携を深めるつもりだ。診療所はうどん店を改装した建物で、客室だった2階のスペースはそのまま。「飲み会にちょうどいい場所もあるし」と笑う。

 「医者が一市民として地域と関われるか。そのためにも、もっと延岡に溶け込みたい」

=2010/06/30付 西日本新聞朝刊=


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