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Tohazugatali Medical Review

1408とはずがたり:2010/06/23(水) 15:58:01

■5
高まる助産師への期待
http://www.minamishinshu.co.jp/corner/sankai/5.htm

 産科医療を支える一つとして、助産師の活躍に期待が高まっている。

 助産師の業務は主に、正常な場合の助産と妊婦、じょく婦および新生児への保建指導。飯田下伊那地方には41人の助産師がおり、そのほとんどが勤務助産師だ(04年、県衛生部の資料)。

 県内では、母親一人ひとりに合わせたお産のため、または助産師にとって働きやすい環境をつくるため、開業助産師となる人もいる。日本助産師会長野県支部によると、同会に所属する助産師だけで扱った分娩件数は、昨年1年間で141件に上るという。

 開業助産師の多くは互いに連携し、複数体制で分娩を行う。助産所でのお産は、母親にとって「マイ助産師」を持つことになり、ずっと同じ助産師に見てもらえる安心感が大きいという。

 こうした将来の助産師を養成する学校として、飯田市には飯田女子短期大学=同市松尾代田=がある。同大学は、1999(平成11)年に「助産学専攻」を開設。毎年8人近い助産師が誕生し、ことしは市内から2人が学ぶ。

 助産学専攻の谷口美智子助教授は「産婦人科医と助産師が役割と責任を認識しながら協働することで、産婦人科医の負担を軽減できるのではないか」と期待を込める。

 一方、課題もある。開業には嘱託医を必要とする上、助産師一人の施設では月に1〜3人しか預かれない。近くに産婦人科医がいない場合、異常分娩による生命の危険も考えられる。

 力を生かしきれず、もどかしさを抱える助産師もいる。ことし4月、産婦人科医と小児科医の退職に伴って分娩を休止した下伊那赤十字病院の助産師たちは、資格を持ちながら看護師業務を行っている。「やはり命の誕生に関わりたい。母親になり、お産の楽しさ、喜びを改めて知った。(お産を扱う)仕組みをつくってもらえればやりたいし、皆諸手を挙げると思う」(同病院の助産師)

 飯伊地方にとって、「子どもがいなくなる日」は決して架空の話ではない。子どもを産みたくても産む場所がないという日は、案外近いかもしれない。

番外編
http://www.minamishinshu.co.jp/corner/sankai/6.htm

 飯田下伊那地方の産科問題に関する連載から1カ月が過ぎた。現状を改めて知ってもらうとともに、取り組むべき課題を考える。

■しわ寄せは母親に

 全国で相次ぐ産婦人科の休診。飯田下伊那地方では医療関係者や行政らが懇談会を設けるなどして、産科体制の崩壊は免れた。一方、現場の医師や助産師、大きなおなかを抱えた女性たちからは、不安や負担を訴える声が寄せられている。

 産科問題で、最も言われているのが、お産のできる病院が減ったこと。産婦人科医が少なくなり、分娩(ぶんべん)の取り扱いをやめる医療機関が全国各地で相次いでいるのだ。


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