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Tohazugatali Medical Review
1405
:
とはずがたり
:2010/06/23(水) 15:54:09
揺らぐ産科医療
子どもがいなくなる日
いま、全国の産科医療が揺らいでいる。分娩(ぶんべん)を扱う病院が減り、産婦人科医を希望する学生も減っているのだ。飯田下伊那地方も同様。現状はそれ以上に厳しいかもしれない。産科施設は25年前の13施設(病院3、診療所10)から3施設になり、産婦人科医も減っている。飯伊地方の現状と見通し、今後の課題を探った。
■1
飯伊地方も産婦人科医不足
http://www.minamishinshu.co.jp/corner/sankai/1.htm
松川町の下伊那赤十字病院は、新たな産婦人科医の確保に頭を悩ませる。ことし4月、産婦人科医と小児科医の退職に伴って分娩(ぶんべん)を休止した。以来、国や県への陳情やホームページを使った募集を続けるが、いまだにめどは立っていない−。
最近、全国的に産科施設不足が叫ばれている。ことし8月、奈良県では18病院が受け入れを拒否した結果、6時間後に妊婦が死亡するという痛ましい事故が起きた。県内でも上田市産院が産婦人科の休止を発表。住民と行政、医療関係者による話し合いが行われ、なんとか存続が決まった。
飯田下伊那地方の産婦人科医は9人で、10年前と比べると6人も減っている。お産を扱うのは、飯田市立病院(同市八幡町)、椎名レディースクリニック(同市小伝馬町)、羽場医院(同市駄科)のわずか3施設に過ぎない。昨年8月に西沢病院(同市本町)、ことし2月に平岩産婦人科医院(同市川路)、4月に下伊那赤十字病院(松川町元大島)が相次いで分娩を中止、約800件のお産が受け入れ先を失った。
飯田保健所管内における、2004年の飯伊地方の出生数は1561人に上る。03年は1621人、02年は1625人で、「ここ10年ぐらいを見ても、ゆるやかな減少傾向にある。増えていないが、極端に減っているわけではない」(同保健所)という。出生数の減少より先に、分娩のできる病院がなくなってしまっている。
■2
今の体制はどこかでミスが起きる
http://www.minamishinshu.co.jp/corner/sankai/2.htm
産科施設の減少に対し、飯田下伊那地方では飯田市立病院と開業医が連携する「セミオープンシステム」が始まった。分娩は市立病院を拠点とする3施設で、妊婦健診は分娩をやめた診療所を含む開業医を中心に行う。地域内の産科共通カルテを作り、活用を始めている。
また、異常分娩や入院のほとんどを市立病院が受け持ち、開業医の緊急搬送先にした。その分、婦人科外来は紹介状を持参した人に限り、主に開業医が行うことになった。市立病院は「分娩や入院が増えたものの、医師の増員やベッド数の増加で対応できている。体制を整えた分、今の方が順調」と話す。
ところが、開業医ではまったく逆のことが起きている。
ある診療所では、外来患者が急増した。1日60〜70ある予約枠は前日でいっぱいになる。時間外診察や食事時間を使って対応しているものの、「予約が取れない」、「待ち時間が長過ぎる」など患者の不満が絶えない。
同診療所の院長は「昨年から1割ぐらい増えた。今まで市立病院に行っていた人たちが集まってきている」と話し、思わぬ外来患者の増加に頭を悩ませる。
開業医の多くは、妊婦健診から出産までを一人でこなす。産婦人科、小児科、麻酔科の三役。2004(平成16)年の厚生労働省調査では、医師一人あたりの出生数は県内平均105人に対し、飯伊地方は156人。平成18年には260人に上るとされ、他地域に比べても過酷な状況だ。
「いっときなら頑張れるけれど、長く続けるのは無理。今の体制は長く続けてはいけない。どこかでミスが起きる」(椎名レディースクリニック、椎名一雄産婦人科医)。助産師や看護師への負担も大きく、何よりも母親に与える不安が大きい。「待ち時間を減らすためには、本来は休みの時間にも(診療を)入れざるを得ない。これ以上増えなければ何とかなるが、増えると大変」(羽場医院、羽場啓子産婦人科医)。
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