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Tohazugatali Medical Review

1390とはずがたり:2010/06/01(火) 04:08:27
>>1389-1390
 さらに、数日がたった1月中旬。「もっと元気になる」。こう言われ、女性は錠剤の服用以外に点滴もされた。

 その直後のことだった。女性は体の内側が締め付けられるような激しい腹痛に見舞われた。トイレに駆け込む女性。6週目を迎えていた小さな命は流れ落ちていってしまった。

 小林容疑者に妊娠の事実をメールで知らせた約10日後のことだった。

 ■犯行を急ぐ理由…守りたい“もう1人の女性”

 「小林容疑者は犯行を急ぐ必要があった。結婚が迫っていたからだ」

 犯行がわずか10日あまりで敢行された背景について、捜査関係者は別の女性との「結婚」があったと指摘する。

 女性の妊娠を知った数日後に小林容疑者は、現在の妻との結婚が控えていたというのだ。これから始まる新しい女性との新しい生活。そのためには「子供」が邪魔だったというのだろうか。結婚から数日後には女性を流産させていた。捜査1課は結婚を控えていたことが犯行の動機につながるとして重視している。

 小林容疑者は21年7月、川崎市内に中古マンションを購入。新婚生活を送っていた。だが、小林容疑者にはやるべきことがあったと捜査関係者は指摘する。

 「それは女性との“不倫関係”を続けることだ」

 流産後に出血が続いたことから、病院で診察を受けた女性。処方された薬が小林容疑者から受け取ったものと同じだったことから疑念を抱いていたのだ。

 「ずっと交際を続けよう」

 小林容疑者は女性にこうささやき、流産後も数カ月にわたって交際を続けていた。さらに、小林容疑者は別の女性と新婚中の身であるにもかかわらず、女性と結婚する意思があるようにも持ちかけていたという。

 小林容疑者は「婚姻届」まで準備していた形跡もあるとされ、捜査1課は、これらの行為は交際を長引かせ、警察への通報を遅らせるための偽装工作だった可能性もあるとみている。

 ■少ない摘発と難しい立証…立ちはだかる捜査の壁

 「薬を飲まされ、だまされた。出産するつもりだった」

 約1年間に及ぶ交際を終え、女性は21年12月、警視庁本所署を訪れた。女性は小林容疑者が既婚者だったことは知らなかったという。

 女性は保管していた点滴パックと錠剤のほか、流産の際に体内から流れ出た組織片などを提出した。捜査1課はこれらを鑑定し、妊娠の状況や薬剤の摂取量と堕胎との関連について調べている。

 捜査1課は不同意堕胎容疑で捜査しているが、同容疑での摘発例は平成10年以降、未遂と致死傷を含めてもわずか5件しかない。それだけ捜査が困難であるともいえる。

 「捜査は女性の供述に頼らざるを得ないため、否認を続ける小林容疑者との間で、水掛け論になりかねない」

 元東京地検公安部長の若狭勝弁護士は、立証の難しさをこう説明する。

 また、ある捜査幹部は事件をこう説明する。

 「当事者2人にしか分からない男女関係、そして、閉ざされた密室での出来事。事件を難しくさせる要素は多い」

 難航も予想される事件だが、捜査の鍵となる錠剤の入手ルートや女性が残していた物証などが明らかになりつつあり、捜査1課は密室での犯行を着実に解明しつつある。

 小林容疑者の父母が開業している医院の近くの住民からは「町の名医でとてもいい方で信頼も厚い」「父母は親切でいい先生、どこかに行かれたら困るから悪く書かないでくれ」との言葉が聞かれた。

 父母を心配する住民の言葉は、小林容疑者にどう響いているのだろうか。支払った代償はあまりにも大きい。


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