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Tohazugatali Medical Review

1388荷主研究者:2010/05/30(日) 11:05:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100526t33013.htm
2010年05月26日水曜日 河北新報
受動喫煙、女性の血圧上昇 相関関係を初確認 東北大

 たばこの煙にさらされている受動喫煙の女性は、受けていない女性と比較して血圧が高いことが、東北大大学院薬学研究科の今井潤教授(臨床薬学)の研究グループの調査で分かった。受動喫煙と血圧との相関関係が明らかになったのは初めて。今井教授は「高血圧は脳卒中やがんになる大きな要因の一つ。受動喫煙対策の必要性が裏付けられた」としている。

 グループが疫学研究を続けている花巻市大迫町の住民を対象に調査。1998年に実施した大規模調査のデータを基に、喫煙の習慣や降圧薬などの服用のない35歳以上の女性474人について、受動喫煙の度合いによる血圧の違いを解析した。男性は喫煙者が多く、女性のみを対象とした。

 約20日間にわたり、各家庭で同じ時間帯に血圧を測定してもらい、結果を記録。平均を集計したところ、受動喫煙のまったくないグループの最高血圧は113.1だったのに対し、家庭と職場の双方で受動喫煙をしている場合は3.7上回る116.8だった。

 今井教授は「4近い差があれば、受動喫煙が健康に与える影響は極めて大きいと言える」と指摘。これまでの公衆衛生学の研究で、国民全体の最高血圧が2低下すれば、脳卒中による死亡者が9000人減るデータが示されているという。

 今井教授は今後さらに、「受動喫煙の度合いと、長期的な健康状態や寿命などとの相関を追跡調査したい」としている。

 今井教授らのグループは1986年から、大迫町内の約3000世帯に家庭血圧計を配備し、町民の協力で、家庭血圧測定などの大規模な疫学研究を実施。データから導いた基準値は、世界保健機関(WHO)などにも採用されている。

 研究成果は国際高血圧学会誌に掲載された。


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