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Tohazugatali Medical Review

1381荷主研究者:2010/05/15(土) 16:35:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100513t15013.htm
2010年05月13日木曜日 河北新報
脳神経細胞の新生に関与 東北大、物質特定

 東北大大学院医学系研究科の大隅典子教授(神経発生学)の研究グループは、タンパク質の一種「エフリンA5」が、脳の神経細胞の新生や、脳内血管のサイズの調節などに関与していることを突き止めた。うつ病や統合失調症などの患者は脳の神経系で細胞を生み出す働きが鈍ることが指摘されており、新たな治療法の開発につながる可能性が高いという。

 研究グループは、エフリンA5を欠損させたマウスと正常なマウスを用いた実験で、脳の神経細胞の新生状況を比較。欠損させたマウスは徐々に新生する細胞数が減少し、4週間後には正常なマウスを約30%下回る数となった。

 さらに、神経細胞が生み出される脳の部位「海馬歯状回」内の毛細血管が、正常なマウスと比べて四分の三程度、細くなったことも明らかになった。血管のサイズで血流量を調節し、細胞新生を制御している可能性も考えられるという。

 大隅教授は「エフリンA5の働きに加え、血管のサイズと神経細胞の新生との相関が明らかになれば、血流の改善による新たな精神疾患の治療法を開発できる可能性がある」と説明。血流改善のための既存の薬を活用できるメリットも期待できるという。

 研究成果は米科学誌「ステム・セルズ」(電子版)に掲載された。


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