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Tohazugatali Medical Review

1370とはずがたり:2010/04/15(木) 13:27:52

2010年4月13日(火)
参院選支援は政策次第 金井県医師会長に聞く
http://www.saitama-np.co.jp/news04/13/02.html

 (埼玉)県医師会(会員約6千人)の新会長に、4月から金井忠男氏(66)が就任した。医療をめぐる組織の在り方や政策の展開、同会の政治団体「県医師連盟」が今夏の参院選で取り得る対応を聞いた。

 −就任の抱負を。

 金井 日本医師会(日医)は国に、さまざまな提言をしている。しかし実際の医療現場における意見は、日医の役職にある人には分からない。それを提言する大きな役割が、私たちにはあると考える。現場で起きている混乱について「国で解決しなさい」と持ち上げていくのが県医師会だ。会長選では県医師会を強くすることをテーマにした。県民の意見を集約し国や日医に上げるには、強い医師会が必要だからだ。

 −最優先の課題は。

 金井 救急医療だ。例えばドクターヘリ。秩父などの遠隔地域と(拠点の)川越だけを飛べばいいわけではなく、県外の事例にも使うべき。確実性のある広域的な組織をつくる必要がある。重症患者を受け入れる2次救急医療圏のエリアも意外に狭い。所沢でいうなら所沢市、入間市、狭山市。小児医療がないエリアなどでは事が足りなくなる。地域医療の連携にも取り組まなければならない。現在がんや糖尿病など4疾病を浦和や所沢などの地区でモデル事業として取り組んでいるが、これを全県下に拡大させたい。

 −参院選へのスタンスは。

 金井 私たちの信念を受け入れてくれる政党を支持すべきだ。提案を受け付けなければ支持することもない。私自身は強い意見を持っていないが、医療に対する候補者の考え方を聞き、医療政策を実現できる人を支持したい。

 −昨年夏の衆院選では自民党一辺倒の支持を本格的に転換させた。

 金井 現段階で言うなら、自民党よりも民主党がよい。医療崩壊は、自民党政権が10年間で医療費を下げ過ぎたから起きた。自民党は医療費に対する理解がなさ過ぎた。ただ民主党政権は、例えば「医師を1.5倍に増やす」など、現実とかけ離れた部分もある。これから大学をつくり、使える医師を育てるには少なくとも20年はかかる。野党時代には「影の内閣」で厚生労働大臣も設けていたが、医療の勉強をしたとは思えない。

 一方で医療水準は医師の犠牲的な長時間労働によって、かろうじて保たれている。低い医療費の中で医師が食べていける日本のシステムは、政治でも医師会でも検証する必要がある。

 −支持は政策次第ということか。

 金井 それは間違いない。


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