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Tohazugatali Medical Review
1292
:
名無しさん
:2010/03/08(月) 05:33:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20100307-OYT8T00811.htm
県主催で11病院が合同セミナー
医師定着図る
医師不足対策の一環として県は7日、県内11病院の研修制度を説明する初の「臨床研修病院合同セミナー」を県庁昭和館で開き、県内外の医学生17人が参加した。県内の病院に研修医として来てもらい、医師確保につなげるのが狙いだ。
県ではこれまで年1回、都内で開かれる民間主催の合同説明会に出展し、研修先に済生会宇都宮病院(宇都宮市)や国際医療福祉大病院(那須塩原市)など県内の臨床研修指定病院を選んでもらえるよう呼び掛けてきた。しかし、2009年度の県内11病院の臨床研修の募集定員184人に対し、実際に来年春に卒業見込みで県内の病院で研修を受ける医学生は117人にとどまる。研修定員に対する充足率を示すマッチング率は63・6%で、全国平均75%を大きく下回り、全国28位だ。県内のマッチング率は04年度の82・7%をピークに減少を続けている。
このため、より広く県内11病院の研修制度について知ってもらい、「本県で研修医として過ごし、将来医師として定着してもらえれば」(県医事厚生課)と、県独自で開いた。セミナーでは、各病院が病院の概要や研修制度を発表。その後、病院ごとに医学生との個別相談に応じた。病院によっては、施設だけではなく、病院のある地域の魅力をPRするなど工夫を凝らしていた。
セミナーに参加した福島県立医科大5年の刑部有祐さん(23)は、「各病院の研修内容が比較できて分かりやすかった。県が医師不足への対策を講じていて熱意を感じた」と話していた。一方、国際医療福祉大病院の蘇原泰則院長は、「県全体で医師を歓迎している姿勢を示すことが大事。今回を第一歩とし、さらに研修医を呼び込んでいく必要がある」との考えを示した。
(2010年3月8日 読売新聞)
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