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Tohazugatali Medical Review

1255荷主研究者:2010/02/20(土) 19:13:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100218t75005.htm
2010年02月18日木曜日 河北新報
生活習慣病の発症要因“サクランボ形”分子が感知 東北大

 がんや動脈硬化、糖尿病の発症要因とされる「酸化ストレス」を感知するセンサー分子(タンパク質)は、二つの房がつながるサクランボのような形状になっていることを、東北大大学院医学系研究科の山本雅之教授(医化学)と黒河博文講師(同)らの研究グループが突き止めた。センサーの構造が解明されたことで、生活習慣病の新たな治療法開発が期待されるという。

 グループは、センサー分子を電子顕微鏡でさまざまな角度から撮影し、立体的に組み立てた。その結果、直径約6ナノメートル(1ナノメートルは100万分の1ミリ)の房二つが、最小4ナノメートルの距離でつながっていることが判明した。

 通常は、生体防御を促す「転写因子」もセンサー分子の二つの房をつなぎ留めている。転写因子がセンサー分子に接した状態では、防御機能は作用しない。センサー分子が酸化ストレスを感知すると、転写因子は自然に房から外れ、細胞などを防御して体を守る働きが活発化する。

 ただ、肺がんの場合は、転写因子が通常の状態でもセンサー分子から外れているケースが多い。転写因子はがん細胞を守り、増殖を助けてしまうという。

 山本教授は「センサー分子の働きは分かっていたが、理論を視覚的にとらえられた。センサー分子と転写因子の機能を調整し、生活習慣病などを予防する新薬開発が期待できる」と話している。


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