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Tohazugatali Medical Review

1245チバQ:2010/02/13(土) 14:27:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010021302000098.html
<スコープ>診療報酬改定案答申 身近な医療どう変わる?
2010年2月13日 紙面から


 二〇一〇年度の診療報酬改定案が十二日、中央社会保険医療協議会(中医協)から長妻昭厚生労働相に答申され、四月から実施される。改定内容は医療の提供体制や患者の負担(原則三割)に直結する。身近な医療がどう変化するのか探ってみた。(吉田昌平)

 ■副産物
 患者側からみて医療環境が大きく変化するのは、診療明細の発行が原則、無料で義務づけられたことだ。

 診療明細は、投与された薬名や量、検査内容が診療報酬明細書(レセプト)と同様、報酬点数とともに明記される。現在の領収書では「初・再診料」などの項目でしか診察内容が分からなかったが、今後は医師の医療行為が一目で分かるようになる。

 明細発行の義務化は薬害被害者らが強く要望していた。しかし、医療機関側は消極的で、〇八年度の前回改定では希望者のみに実費で発行することにとどまっていた。

 患者が診療行為の情報を医師と共有し、医療情報が透明化されれば「無駄の排除にもつながる」(足立信也厚労政務官)と、副産物として医療費の抑制効果も期待されている。

 ■安 心
 休日や夜間の急病の際、普段通っている診療所に連絡できず、結局、病院の救急外来に駆け込む人は多いだろう。

 今回、診療時間外に患者からの電話の問い合わせに対応する診療所には、再診料を上乗せ(三十円)する措置が創設された。

 地域医療貢献加算と名づけられ、対象診療所は全体の三割とみられている。診療所の再診料は病院との一本化に伴い、七百十円から六百九十円に引き下げられ、開業医にとっては減収を避ける救済措置でもある。

 同時に、そうした診療所が増えれば患者の安心につながる。救急外来の増加で疲弊する病院勤務医の負担軽減効果も期待される。

 ■裏返し
 病院勤務医の待遇改善につながるよう外科や産科、小児科の報酬が手厚く増額された。

 例えば、脳ドックで脳動脈りゅうが見つかった五十代の男性が手術を受け、八日間入院した場合、難易度の高い手術料のアップに伴い、自己負担は約八万八千円から約九万二千円に増える。

 切迫早産のため病院で帝王切開後、一週間入院した場合も、自己負担は約八万五千円から二千円程度増す。

 小児科医が地域で連携し、夜間・休日の診療体制を組んだ際の支援強化に伴い、夜間急病センターを受診した場合、従来より百五十円から三百円程度負担増になるケースがある。勤務医の待遇改善の裏返しに、患者の負担は増える。


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