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Tohazugatali Medical Review
1233
:
とはずがたり
:2010/02/04(木) 13:24:52
実数みるだけじゃ解らないけど東近江の落ち込み多い感じですな。
【滋賀】
常勤医数の偏り進む 県内の医療圏
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100128/CK2010012802000020.html?ref=lcrk
2010年1月28日
写真
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/PK2010012802100105_size0.jpg
全国的に病院勤務医の不足が問題となる中、県内では地域によって常勤医の数の偏りが進んでいる。このため、周産期や救急医療態勢が手薄となっている医療現場では、医師がさらに疲弊する悪循環に陥っている。格差是正を図る県は東近江、湖東、湖北の各医療圏で新年度から地域医療再生計画を実行。医師の絶対数を増やす施策も進めるが、成果が出るまで時間がかかりそうだ。
県内の病院(60施設)の常勤医の数を調べた県の調査によると、本年度は計1282人で、2003年度比で16人増えた。しかし、医療圏域ごとにみると大津、湖南で計約80人増える一方、その他の5圏域では減少した。
東近江、湖東、湖北はそれぞれ1割減り、湖西は3割も減少。甲賀は微減だが、人口当たりの医師数が最も低い圏域で改善が進んでいない。勤務医の偏在が進んだ背景には、新人医師が高度医療を担う都市部の病院勤務を希望する傾向が強いことや、県外の医大の医局が、派遣していた医師を引き揚げたことがあるという。
県内で医師の減少が特に深刻なのは、東近江市の国立病院機構滋賀病院、市立能登川病院、市立蒲生病院。03年度に3病院で計63人いた医師が、本年度は半数以下の28人に。この影響で地域の救急医療が担えず、近江八幡市立総合医療センターに負担がのしかかっている。
湖東でも病院産科医が従来の6人から現在1人になり、3病院が分娩(ぶんべん)の取り扱いを中止。小児救急医療も3病院の輪番制となり、患者の利便性が低くなっている。
こうした状況を改善するため、県は新年度から13年度までの医療再生計画を策定。東近江市の3病院を再編し、機能強化で救急医療態勢を立て直す方針だ。産科医の確保にも取り組み、湖東で分娩を再開するなど、地域医療の再生や効率化を図るさまざまな施策を実施する。
抜本的な解決策は県内の医師数を増やすこと。滋賀医科大に医師確保のための定員枠を設けて学生に奨学金を支給。卒業後、知事が指定する県内病院への一定期間の勤務を返還免除の条件とした。ただ、この施策による新たな医師の確保は15年度以降。成果が得られるまで、疲弊が進む現場をどう維持していくか課題となっている。
(林勝)
【注】大津圏域は国立の滋賀医大付属病院の医師を除く。湖南は草津、栗東、守山、野洲4市を圏域とする。甲賀は甲賀、湖南2市。東近江は近江八幡、東近江2市と3町。湖東は彦根市と4町。湖北は長浜、米原2市。湖西は高島市。
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