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Tohazugatali Medical Review

1231荷主研究者:2010/01/31(日) 13:30:06

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20100124401.htm
2010年1月24日03時13分 北國新聞
アルツハイマー抑制の物質確認 金大グループ

研究を進める棟居助教(左)と杉原さん=金大宝町キャンパス

 「esRAGE(レイジ)」と呼ばれる物質に、アルツハイマー病の進行を抑える効果があることを、金大医薬保健研究域医学系の血管分子生物学教室(山本博教授)の研究グループが23日までに突き止めた。マウスを使った実験で効果が確認された。新薬や新たな治療法開発への活用が期待される。

 「esRAGE」は、細胞外に分泌される性質を持った受容体。同じ遺伝子で形状が異なる受容体「RAGE」は、神経細胞を傷つける「アミロイドβタンパク」と結合して細胞内に信号を伝え、アルツハイマー病を発症、進行させる性質がある。「esRAGE」はこの結合を妨げることが裏付けられた。

 実験では、「esRAGE」を注入したマウスと普通のマウスにそれぞれ「アミロイド βタンパク」を投与し、脳内にどれだけ残るかを比較した。投与後30分で、「esRAGE」の多いマウスが持つ「アミロイドβタンパク」は、普通のマウスの半分になっていた。

 本来なら「RAGE」と結び付く「アミロイドβタンパク」を、「esRAGE」が横取りして結合を妨げ、細胞外に分泌していた。

 「RAGE」は、糖尿病の合併症やがんの転移などにもかかわっているとされている。研究を進めた棟居聖一助教と大学院生の杉原崇大さん(31)は「いろいろな病気の治療法にもつながると思う。さらに動物実験を行って効果を立証し、早く臨床で役立てたい」と話した。

●受容体 細胞表面や内部に存在し、細胞外の特定の物質と結合することにより、細胞の機能に影響を与える物質の総称。レセプター。


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